エッセイコーナー
710.第27回ジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会  2022年7月21日

2022年7月15日~18日迄の3日間。
岩手県北上市相去町の北上総合体育館を会場に、第27回ジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会が開催された。
主幹協会である岩手県協会の村山幸教理事長を中心に、県協会役員や有志らの頑張りのもと、無観客、開会式や閉会式を中止するなど、出来る限りの新型コロナ感染対策を施し、感染防止に細心の注意を払いながら無事、成功裏に収めることが出来た。

今大会では、M1(40歳~49歳)、M2(50歳~59歳)、M3(60歳~69歳)、M4(70歳~79歳)、M5(80歳以上)の男女合わせて約180名の選手が出場し、力の限界に挑んだ。
過去最多となる日本記録の更新もあり、レベルの高さを生でみることが出来たことは、我県の選手らにとってもかなりの刺激を頂戴したに違いない。

我県の出場者は以下の2名、下屋敷亘選手(久慈市)と高橋潤選手(M2 93kg級 釜石市)。
なかでも男子M1の部59kg級に出場した下屋敷亘選手(いわて国体優勝者)が、デッドリフトの最終試技で見事逆転優勝(スクワット170kg、ベンチプレス105kg、デッドリフト215kg、トータル490kg)を果たし、開催県の面目を保ってくれた。
岩手県協会関係者全員が、心のなかで空知らぬ雨を降らせたのではないだろうか。本当に嬉しい限りである。

日本パワーリフティング協会役員の方々をはじめ、北海道・東北ブロック協会役員の方々、会場を快くご提供くださった北上市教育委員会、大会運営の補助を快くかって出てくれた有志ら一同、それに何と云っても、宮城県協会の方々のご尽力は筆舌に尽くし難い。
競技を終えた出場者から、「今大会はとても素晴らしかった」と称賛の声が届いたが、宮城県協会の多大なるご支援、ご協力の賜だと確信している。本当に有り難かった。言葉では云い表し難い謝意の気持ちでいっぱいである。
この場を借りて深く、厚く御礼を申し上げたい。

                             文責:岩手県パワーリフティング協会会長 伊藤 英伸


下屋敷亘選手   フォト短歌「ジャパンマスターズパワー」  
古城会長   久方の3人  
日本パワーリフティング協会古城資久会長を囲んで、向かって左が私。その右が岩手県協会理事長の村山幸教氏、古城資久会長、右側が春本実県協会特別顧問。








  岩手県パワーリフティング協会を立ち上げたのは1991年(平成3年)3月20日。烏兎怱怱いつしか30余年の歳月が流れている。 上の写真は、31年前に県協会を立ち上げた3人である。 向かって左が当時理事長を務めた太田勇吉氏(現在青森県協会会長、北海道・東北ブロック長)。真ん中が私。当時は県の技術委員長を務めていた。向かって右が当時事務局長の春本実氏、現在は岩手県協会の特別顧問である。 今大会の開催により、久方ぶりに一同に介し、往時を偲びながら懐古談に花を咲かせたのだった・・・。

 
 ライブ配信映像 ↓
 A面女子全階級  A面男子59・66㎏級  B面男子83㎏級  B面男子74・83㎏級  A面男子93・105・120・+120kg級


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