エッセイコーナー
213.エクストラ・スーパームーン  2016年11月14日

約70年(68年)ぶりに、月が地球に一番近づく日がやってきた。
今夜は生憎のお天気、ここ岩手県南では雲がかかり、はっきり確認できそうにない。
そんなこともあろうかと、雲一つない快晴の昨夜、カメラを向けた。
肉眼ではクレーター迄見ることは叶わなかったが、撮影した動画でははっきりと確認できた。
月と地球は関係も深く、満潮や干潮の発生は月の引力の影響が大きいと云われており、地震発生との相関関係を指摘する学説もあるようだ。

東大の井出哲教授らの研究グループが、今年9月ネイチャー・ジオサイエンス(英科学誌)に月と地震との相関関係について論文を発表した。
それによると月の引力が特に強まる大潮の時間帯、海水の干満によって海底の地殻プレートに力が加わり、そこに太陽や月の引力が加わることにより大地震をもたらすのではないかとの見解である。

そのことは過去のデータでも実証されており、現に2日前、日本時間の2016年11月13日午後8時過ぎ、ニュージーランド南島のクライストチャーチから北北東約93km、震源の深さ約23km、マグニチュード7.8を観測する大きな地震が発生した。約1m50cmの津波も観測された。
そんなこともあり、今後は更に地球と月の相関関係が研究され、究明されていくのではないだろうか。


公転と自転の関係から、地球から見る月の表面は常に一定である。同じ方向のものしか確認できない。月の表と裏では地質の特徴も異なり、裏側には隕石の衝突でできたクレーターが沢山あるようだ。また、地下のつくりも表と裏では異なっていると最近の調査で判明している。
更に、最近特に興味深い映像が出回っている。
Google Moonが公開した映像の中に、月の裏側に建造物らしきものが写っている。推定だが高さ約5600m、白い石などを人工的に敷き詰めたと思しきその基礎部分の直径は、約9500mもあると推測されている。

この世は無限の空間にあり、限り(果て)がない。
「色即是空」
「空即是色」
果ての無い空間に我々は限りある人生のもとで存在している。
我々人類は、全ての中心的存在であるかのような錯覚、誤解を持ちながら生きているが、科学では決して究明できない未知なる真実が必ずや存在する筈である。

生命体は地球のみにあらず。いるかいないかは断定できないけれども、ここで間違いなく云えることは、地球以外の星に、「生命体が存在しない」などと断言すること自体、明らかに間違いであると云うことだ。
その未知なる存在を認め、謙虚に、畏敬の念を持って日常の生活に感謝し、喜怒哀楽の過剰反応に決して左右されることなく、冷静沈着、平常心を常に保ちながら生きていきたいものである。


フォト短歌「もちづき」  


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