エッセイコーナー
667.不可思議な光の珠  2022年2月16日

我が県でも感染拡大が止まらず、連日三桁の数字が不安感を煽り、更なる焦燥感を募らせている。
連日の、このような数字の報道は、「危機意識を持つ」と云った意味では効果的だと云えるのかもしれない。しかしながらここまで頻発するとなると色んな意味で逆効果ではないかと思ったりもする。
何しろ、何も出来ないし、何処にも行けない。
これでは精神衛生上良くない。

と思ったりもしたが、そんな矢先、死者数や重傷者数が増加傾向にあるとの報道に、困惑を隠せない。
「オミクロン株は軽症で済む」とのイメージが先行していたからだ。
重傷者は高齢者が多いとのことで、3回目のワクチン接種が済んでいない人たちが殆どだと云われている。
私には未だ3回目の接種案内が届いていないが、幸い卒寿の母は3回目の接種を既に終えている。とは云え、油断は禁物。災禍は前触れなしに「突然」やってくるものだ。

「突然」と云えば、先週土曜日の夜11時頃のことだった。
事務所から自宅に戻り、車のドアを開けると、東の方角から火の玉だろうか。
薄いオレンジ色の発行体が音もなくスゥーと一直線に飛んでくるではないか。結構なスピードで、西の裏山にスゥーと消えていったのである。あれは一体なんだったのだろうか?
思いの外近くに見えたので、結構低空を飛んでいるように見えた。

一般的な火球であれば、斜め上空から光りながら飛んできてスゥーと消えていくイメージだが、それとも違う。
鬼火や人魂であれば、ゆらゆらと空中を浮遊するイメージだが、それとも違っていた。
一体何だったのであろうか。実に不可思議である・・・。

余談
ウインタースポーツは殆どやらないので詳しくはないが、昨日の北京五輪スノーボード女子ビッグエアの決勝では涙がちょちょぎれた。
地元一関市の岩渕麗楽ちゃんが、「トリプルコークアンダーフリップ1260」とか云う、女子では史上初の大技を披露してくれた。惜しくも着地に失敗しメダルは逃したものの、至極の称賛をおくりたい。
その超凡な勇気とチャレンジ精神に、IOCのバッハ会長が五輪モデルの腕時計を贈呈したとのこと。実に有り難いことである。
IOCやJOC、JSPO(日本スポーツ協会)に提案したい。
このような突出したチャレンジに対する特別枠として、金・銀・銅以外にプラチナメダルを贈呈していただきたい。
岩渕麗楽ちゃんはもとより、4回転アクセルに挑み続けた羽生結弦選手にも・・・。


フォト短歌「波動を残す」  


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