エッセイコーナー
417.巨大台風ハギビス  2019年10月13日

災害の規模が年々拡大の一途を辿るように思える昨今。またしても大型台風19号がまほらばの国を襲った。
約ひと月前に発生した台風15号では、特に千葉県沿岸部への甚大な被害をもたらした。ひと月が経った今でも停電が続いており、復旧の見通しが未だたっていな地域もあるようだ。
そんななか、再び大型の台風が日本列島を直撃した。
範囲があまりにも広い為、被害状況の把握がかなり難しく、全容解明までは多少の時間が必要のようだ。

年々拡大化する自然災害の原因は、「地球温暖化によるものだ」と世界の研究者らが確信を持ち、危機感を持ちながら述べている。
また、一部の学者が、昨今の自然災害の原因と地球温暖化は無関係だとも云っている。
しかしながらその饒舌な人物は、元々原子力が専門な筈。しかも、福島原発事故の後、直ぐ様、「原発は間違いだった」と潔さをアピールし、バラエティー番組など頻繁にテレビ画面に出るようになった。
あと何年か、何十年か後に、掌を返して潔さ?をまたみせるのだろうか・・・。

先月の9月22日、ニューヨークで行われた国連総会の環境関連会議(第74回国連総会気候行動サミット)に、新入閣の小泉進次郎環境相の出席で注目を集めたが、もうひとり、注目を集めた人物がいる。
地球温暖化防止をめぐり持論を展開し、地球環境の将来を懸念し、温暖化の元凶とも云える超大国のトップを睨めつけたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリ(16歳)ちゃんだ。世界の注目を集めた。
経済を優先すべきか、はたまた「いのち」が大事なのか。

温暖化の進展は、自然界で生命を繋ぐ動物たちはもとより、我々人類の「生」に間接的、或いは直接的に関わってくると云っても過言ではない。
どちらが大事なのかは、推して知るべしである。
目の前にぶら下がっている半熟のポポーに齧り付くよりも、枝にぶら下がり、時には小風に揺れながらも自然に熟し、甘い香りをあたり一面に放っているポポーの果実を、ガブリと口に頬張った方が遥かに美味しい。
それが自明の理と云うものだ。

個人の問題として、未来のことよりも今を大切にしたいと云う考えも否定できない。
今を楽しみ、大切にしながらも、淡々、のうのうと生きることも道理であろう。
ただ、子や孫、そのまた子や孫のことを慮れば、地球環境の問題を真摯に受け止め、真剣に考えていかなければならないのではないだろうか。
真の幸福とはいったい何かと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのは「決してお金ではない」と云う観念であり概念である。命を繋ぐ上で、やはり一番大事なのは自然環境である。そのことは決して揺らぐことのない永遠の真理であり、真実であると私は思っている。

追記
災害時の対処として、大したことはなさそうだが、取り敢えずは避難所に避難する。それが結果的に「あ~たいしたことはなかった、杞憂だったなぁ」と思いながらも帰路に着く。しかしながらそれが一番正しい行動であると私は思う。


フォト短歌「ハギビス」  



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