エッセイコーナー
355.親類一同「新年会」  2019年2月4日

一昨日、古戦場を会場に我々伊藤家の新年会が開催された。
界隈に住まう22世帯が集い、カラオケをはさみ、各戸による近況を報告しながら約2時間の宴会だった。
今回の新年会は2年ぶりとなる。
伊藤家では前年のお盆以降に弔事があれば、翌年の新年会は中止と決めて久しい。
従って過去に5年連続で中止が続いたこともある。22世帯ともなるとどっかこっかで弔事がある公算が高いのだ。
昨年もある家でご不幸があり、中止となった。

今回は昨年のお盆以降、幸いにも弔事がなく、昨日無事に行われたと云う訳である。
今年は新年会のみならず、伊藤家総本家の伊藤達朗さんが昨年11月、一関地方森林組合の代表理事組合長として旧一関地方森林組合と東磐井地方森林組合の合併に尽力し、組織の基盤強化を図ったとして一関市から市勢功労者(産業功労)として表彰されたことから、皆でその受賞を祝った。
また昨年12月、東北農政局より2018年度「ディスカバリー農山漁村(むら)の宝」に選定され、仙台市で選定証授与式があった(別紙↓にて紹介)。

また、先月には岩手県知事から表彰されたとのこと。その内容については聞き漏らしてしまったが、そのうち新聞で紹介されるのではないだろうか。
総本家の吉事は、我々親類一同にとっても有り難いことであり、実に名誉なことである。
親類一同一丸となり、総本家を盛り上げていきたい。

過去に幾度となくブログなどで紹介しているが、総本家の伊藤達朗さんは「みちのくあじさい園」を経営している。
未だに勘違いされているようだが、県や市で運営しているのではなく、個人の管理で運営されている。
6月後半から7月下旬にかけ、15ヘクタールの杉木立にあじさいが咲き誇り、見る人の目を潤し、訪れる人の心を癒やしているが、あじさい以外にも、シャクナゲやカルミヤなどに力を注いでいる。
今現在シャクナゲは100種類以上、カルミアは10種類以上の植栽を実現している。今後は更に種類や本数を増やしていくとのこと。見頃はシャクナゲが4月から5月、カルミアは6月頃だそうだ。

新聞にはあじさいの種類や株数が、4百種4万株とかなり控えめに紹介されているようだが、実際には5百種6万株以上のあじさい群が見学路周辺一面に広がっている。
今までは6月下旬から7月後半迄の見学に限られたが、今後はシャクナゲやカルミアの観賞により、見学できる期間が更に増えそうである。


フォト短歌「あじさいロード」


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