エッセイコーナー
207.我が家の珍客  2016年9月29日

私が好きな映画のジャンルは、ボケッとして観ていられるSF映画やアクション映画、中でもヒーローものが大好きだ。
その中で、マイケル・キートン扮するブルース・ウエイン、つまりバットマンシリーズは全編欠かさず観ている。
「悪」であるジョーカー(トランプ)との因縁の戦いは実に印象的だ。
また、子供の頃は、アニメの「黄金バット」に夢中になったことを今でも覚えている。

日頃の日課として、帰宅後はまず先に仏間に向かう。ご先祖さまに帰宅の挨拶をする為だ。
昨晩もいつも通りの日課をこなし、その直後だった。
隣の奥座敷に何らかの気配を感じた。早速中に入って蛍光灯を点け、辺りを入念に見回したが、いつもの様子と何ら変わってはいなかった。
しかしながらどうしても気になる。今度は天井を、ゆっくりと見てみると、なんと、コウモリが二匹、口をモグモグさせながらぶら下がっているではないか。

すかさず居間に戻り、カメラと懐中電灯を手に取って再び奥座敷に向かった、と云う次第である。
それにしても何処から侵入したのだろうか?
築160年以上の古民家の我が家。隙間だらけなので、どっからでも入ってこれると云うことか・・・。
ただ、そのままにしておく訳にもいかない。かと云って、闇雲に追い込み、もし噛まれようものなら感染症が怖い。
戸を開け、自力で出るまで待つしかなかった。

翌朝、様子を見に座敷に行ってみると、既にその姿はなかった。
ゴッサムシティーに戻り、「悪」を懲らしめに、それとも、大統領選の応援にでも行ったのかも知れない・・・。


フォト短歌「蚊食鳥」  


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