エッセイコーナー
218.看過できない虐め  2016年12月7日

またか!!
先日、横浜の中学校で、福島県から自主避難した中学生への虐めが問題となったが、今度は新潟の小学校で起きた。
子供らによる陰湿な虐めは、不憫で、居た堪れない衝動にかられるが、今回の問題はよりことが大きい。
子供らのみならず、担任の教諭までもが一緒になって「菌」呼ばわりするなど、あまりにも無神経で、陰湿極まりない行為である。
冗談にもほどがある。とても許される行為ではない。
生徒らの同調圧力に屈して迎合したか、教育者としての根本的な資質を疑う。

教育者の虐めと云えば、以前にも問題になったことが度々ある。
自衛官の子供へのいじめや差別が、日教組の教師らによって行われてきた。
佐々淳行の子供が通っていた小学校の日教組組合員の女教師が、父親が警察官・自衛官である生徒を立たせて「この子達の親は悪人です!」と吊し上げをした。
憤慨した佐々が家庭訪問の際教師に問うと、その教師は反省の弁は無く、自民党や自衛隊、警察を口汚く罵るばかりであったが、教育委員会に訴え出て免職させると佐々が言うと、教師は一転して土下座して謝罪しはじめた。
この際、この教師は「日教組の組織をあげて戦う」と発言したという。
また、自衛官の配偶者や子供の中には差別を恐れ、配偶者や親の職業を隠さざるを得なかった例もあり、自衛隊員の息子であった産経新聞社会部次長大野敏明は小学校4年生の頃、日教組の教師に「大野くんのお父さんは自衛官です。
自衛隊は人を殺すのが仕事です。
しかも憲法違反の集団です。みんな、大きくなっても大野君のお父さんのようにならないようにしましょう」といわれ、「自衛隊員の息子として教師から虐めを受け、登校拒否になった」という。
また、同じく自衛官の息子だった友人は内申書の評価を下げられ、親の職業を言いたがらない者もいたと述べている。
問題のある教師(モンスターティーチャー)によるいじめも問題となっている。
1986年の中野富士見中学いじめ自殺事件では、東京都中野区の中学教師がいじめに加担した。2006年の福岡中2いじめ自殺事件でも教師がいじめに加担した。                                               いじめ-Wikipedia 参照

内容に多少の違いはあっても、虐めは際限なく繰り返されている。虐めの根絶はやはり無理なのだろうか。
虚しくなるばかりだが、ただ、それでも減らすことは可能だろう。

いじめ防止対策推進法の(平成25年法律第71号)第4条に、虐めはしっかりと禁じられており、また、加害生徒らに対する懲戒処分等については、校長及び教員による懲戒として「第二十五条 校長及び教員は、当該学校に在籍する児童等がいじめを行っている場合であって教育上必要があると認めるときは、学校教育法第十一条の規定に基づき、適切に、当該児童等に対して懲戒を加えるものとする」と懲戒について言及されている。
ただ、教師についての懲戒云々は見当たらない。おそらく地方公務員法に関連するのだろうか?

いずれにしても教師の虐めは罪が重く深い。無力で無抵抗な子どもらに対する陰湿極まりない虐め行為は、明らかに暴力に匹敵すると云えるのではないだろうか。
二度とこのような過ちを繰り返さないことを願うばかりだ。
子どもと云うものは、やはり、はしゃいで、笑ってなんぼだ。悲しむ顔は似合わない。

フォト短歌「家族」  

日本財団子どもサポートプロジェクト


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