エッセイコーナー
706.懐かしのカレー  2022年7月3日

何十年ぶりかでカレーを作ってみた。
それも今から40年程前、札幌で学生生活を送っていた当時行きつけだった喫茶店のマスター直伝のカレーである。
その喫茶店は私の記憶が正しければ白石区内にあったように思う。
私のアパートからは結構離れていたが、友人の紹介で初めて訪れて以来、そのカレーがどうしても食べたくて、時間をみてはよく食べに行ったものだ。

喫茶店のマスターは私よりも4・5才年上で、話も良くあった。
将棋が好きで、店の2Fがマスターの住まいだが、時間があればよくそこで将棋を指したものだ。
カレーの作り方をマスターに教わったのは、うろ覚えだが「将棋に勝ったら教えてやる」と云われ、それで教わったように記憶している。
もっとも40年も前となると、記憶の糸にかなりの綻びがある。作り方もあまり自信はないが、幸いなことに舌だけはしっかりと覚えていたようである。


フォト短歌「懐かしのカレー」 フォト短歌「アヤメ色」


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