エッセイコーナー
568.こはるコーラ  2021年2月3日

この度、10年の星霜を経て、世嬉の一酒造が満を持して新感覚のコーラドリンクを発売した。
その名も「こはるコーラ」原材料は麦芽やリンゴ果汁、レモン果汁やコリアンダーなど、砂糖や香料を用いない自然素材100%に拘った炭酸飲料だ。
早速買い求めて試飲してみた。

麦芽の風味が広がり、追うようにリンゴやレモンのフルーティーな香りがじわっと広がってくるような感じである。
夏の暑い時などに、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものをゴクンと飲めば、存分に爽快感を味わえるのではないだろうか。
世嬉の一酒造はメインの日本酒をはじめ、地ビールブランド「いわて蔵ビール」の製造販売を手掛けている。
敷地内には直営店の「せき市」のほか、もち料理やくわうどん、はっと(すいとん)などの郷土料理を提供する「蔵元レストランせきのいち」コーヒーや紅茶、ケーキなどを提供し、レトロでモダンなCafe徳蔵などがある。

また、敷地内の一角、古色蒼然とした東北一の大きさを誇る土蔵(元仕込み蔵)の中には、酒の醸造工程がわかる酒の民俗文化博物館や、一関にゆかりある文学者(島崎藤村や井上ひさし、阿佐田哲也など)12名の著作や直筆原稿などを展示する市民立の文学館、いちのせき文学の蔵がある。
因みに、当文学館を運営する一関・文学の蔵が発行する年刊誌『ふみくら』5号が、今年6月の発刊を予定している。



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