エッセイコーナー
541.秋の叙勲「2020 一関」  2020年11月4日

一関商工会議所会頭の佐藤晄僖(79)さんが、2020年秋の叙勲で旭日小綬章(旧・勲四等相当)の受章が決まった。
今回の旭日小綬章受章者には作家の北方謙三氏も受賞者名簿に名を連ねている。
佐藤晄僖(79)さんは、世嬉の一酒造代表取締役社長時代(現・会長)から、地元一関商工会議所の中核を担い2015年から会頭の任に就き、地元経済や市勢発展の為に尽力してきた。
今後も官民一体となり、将来を見据えたグランドデザインの策定を進め、一関市の発展、振興に意欲を示している。

佐藤晄僖さんは経済活動のみならず、文化活動にも尽力し、八面六臂の活躍をしている。今回の叙勲は産業振興分野での受章だが、文化的な活動による功労も受章の対象であって然るべきと私は考えている。
自身が経営する蔵元・世嬉の一酒造の元仕込み蔵の一角に、日本一小さな文学館として知る人ぞ知る市民立の文学館、
いちのせき文学の蔵の館長も務めている。いちのせき文学の蔵には、島崎藤村や井上ひさし、阿佐田哲也を初め一関ゆかりの作家や俳人ら12名の書籍や直筆の原稿など、貴重な資料が収められている。

運営母体は一関・文学の蔵。現在、年刊誌『ふみくら』の発刊や文化人による講演などを企画・運営し、地元の文化発展の為に活動している。
今年の6月には『ふみくら4号』が刊行され、来年度も第5号を発刊(2021年5月頃)する予定。
因みに、私も一関・文学の蔵の世話人会のひとりであり、『ふみくら』の編集委員を務めている。


佐藤晄僖 フォト短歌「鳥の土産」



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