エッセイコーナー
316.長期権力保有の果てに  2018年8月2日

レスリング、アメフト、そして今度はボクシングにも競技団体として、組織のあり方が問われる問題が持ち上がった。
いずれの組織も、問題の核心部分は共通している。
特定の人物による権力の乱用が問題であり、その根底にあるのは長期に渡る権力の掌握にあると云えるのではないだろうか。今現在世間を騒がせているアマチュアボクシング界では、会長の過度な権力行使による利益誘導や、過剰な接待、また、何よりも問題視されているのが競技に於ける判定、審判への圧力、忖度などである。

マスコミを賑わせているのは、一昨年の希望郷いわて国体での判定だ。そのことが、関係者、部外者を問わず、激怒、激昂する事態に発展しようとしている。
関係者の間では「奈良判定」と云われているそうだが、会長の出身地である奈良県の選手が、どうやら判定に於いて有利に働いているのではとのことだ。
こんな行為は、愚行、蛮行であり、スポーツの根幹、スポーツマンの精神を叩き潰さんとする横暴、暴挙であると云わざるを得ない。

岩手県の選手が、奈良県の選手相手に2度もダウンを奪いながら、判定で負けると云った信じがたい判定だったようだ。会長サイドは、一応否定はしているようだが、何れにしろ、しっかりと当時のVTRなどを確認し、精査して、然るべき所で然るべき判断を下していただきたい。
当時、私も、種目は違うが地方競技団体の責任者として、岩手国体当時は激務に追われながら関わってきた。
そのようなスポーツ精神を根底から歪める行為が、岩手県であったとするならば決して許しがたい。
徹底的に追求してもらいたいものだ。

何れにせよ、権力乱用の根幹となっているのは、長期に渡る権力の保有、権限の委譲だと云わざるを得ない。
そのことはスポーツ団体のみならず、政界しかり、行政しかり、消防団しかり、権力の長期保有は独裁への要因となることを疑う余地はあるまい。組織の活性化を図る上で、何より重要なことは後継者の育成である。皆から望まれて再選、再任するならまだしも、私利私欲に溢れながら、権力にしがみつくような女々しい行為は恥と知るべきであり、慎むべきではないだろうか。

日本ボクシングを再興する会が日本ボクシング連盟を告発>>


フォト短歌「蛮行」  
米国も同様だ!!   ド素人目にもあきらかだ!!


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