エッセイコーナー
249.夏草は稲妻の如し  2017年7月8日

今年2巡目の草刈り作業も漸く大詰めを迎える。
ここ岩手県南地区での出穂時期は、おそらく例年通りの7月下旬頃か? 
カメムシ被害を考慮すると、できれば出穂の4・5日前には草刈りを終えておきたい。となると7月20日前後には終わらせる必要がある。毎年ギリギリ迄草刈りに追われる毎日だったが、今年は余裕を持って終わらせたいと思っていた。
倖いにも、地元の中山間事業の一環でトラクターに取り付ける草刈りモア(フレールモア)を購入した。その機動力のお陰もあって、例年よりも10日程早目に、2巡目に取り掛ることが可能となった。
しかしながら夏草の勢いは稲妻の如し。次から次と伸びまくり、荒ぶるのである。
最初に刈り終わった場所などは、もう既に「刈り頃」ときている。
いやはや、3巡目も考慮せざるを得ないようだ。

「荒ぶる」と云えば、日本海に向けてポンポンバンバンとロケット弾や砲弾を打ちまくる日本海を挟んだご近所さんもおり、至極迷惑な話しである。
昨日よりドイツのハンブルクでG20が開かれている。自分の国さえ良ければあとは知ったこっちゃないと大見得を切る大統領も初めて参加するとあって、注目度の高いサミットとなっている。
そのサミットでも議題に上る筈だが、日本海にポンポンバンバンとロケット弾をぶっ放すご近所さんへの処遇をめぐり、話し合うだろう。
しかしながら、前出の短パラな超大国の大統領やドンパチを好むお偉いさんもいる。
間違っても軽佻浮薄な結論だけは絶対に避けて欲しい。

また、昨日ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」が採択されたが、核保有国は不参加だった。
ただ一番残念なのは、世界で唯一、核爆弾を落とされた国であり、その酷さを知る我が国が不参加だったと云うのは、本当に残念であり、実に情けなく思う。核の傘の下・・・か。

また同じ荒ぶりでも、大自然の荒ぶりは如何ともし難い。
地震や暴風雨など、尊い生命を奪いながら被害は拡大している。
先ずもって、九州豪雨で被災された方々にお悔やみを申し上げますとともに、行方不明者の一刻も早い生還、帰還を心よりお祈り申し上げます。


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