エッセイコーナー
440.尻に火がつく年末準備  2019年12月20日

昨日の午後3時半頃、青森県沖を震源とする震度5弱の地震があった。ここ岩手県南部は震度2程度の軽い揺れではあったが、比較的長く感じた。
気象庁の発表では東北地方太平洋沖地震の余震とのことだが、8年も経つと云うのに、自然の尺度は計り知れず、人知を超える。

今月の上旬、息子の結婚式の為2泊3日で東京に宿泊した折、微震ではあったが揺れを感じた。東京に行く前にも、茨城県を震源とする震度4クラスの地震が頻発し、専門家は大地震の前触れではないかと話していた。
出発を翌日に控え、東日本大震災のことが過り、不安に思ったものだ。
我が家では玄関直ぐ横の下駄箱の上に、「もしも」のときに直ぐに持ち出せるようにと、防災グッズを詰め込んだ大きめのリュックを置いている。
息子の結婚式から戻り、早速防災用品を買い集めて息子に送った。
無駄になることを祈りながらも・・・。

さて、今年一年もあっという間だった。
令和初の大晦日まで既に2週間を切っている。大掃除やら年越しの準備やらとやることは兎にも角にも多い。幸い、年賀状は計画的に進めていた為、投函は既に済ませている。
大掃除に至っては、私は自宅分と事務所の分をほぼ一人でこなさなければならない。従って一気には無理だ。時間の合間を見ながら少しずつ、やれるところからやるようにしている。
とは云え、現実的には年々手をかける場所が減っているのが実状だ。いや減らしている。所謂、妥協である。
今冬も更に、妥協点を探ることに力点を置くことになりそうだが、致し方なし。こだわりを少しずつ剥がし、減らしていき、身軽になりたいものである。


フォト短歌「虹とスワン」  



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