エッセイコーナー
139.我が家の庭木剪定  2015年8月5日

紅鏡の日差しや照り返しがあまりにも強い今夏、ここ岩手県南では今日も35度を超える猛暑日が続いている。
そんな中、今朝漸く我が家の庭木剪定が無事に終了した。
先祖代々受け継いできた庭木を、私の代で伐採する訳にもいかず、毎年この時期になると、お盆前には是が非でも終わらせたいと急ピッチで剪定作業を進めてい る。今年は特に祝祭日の殆どが予定でふさがっており、一日中じっくりと作業に打ち込む時間などどこにもない。例えあったとしても、この激暑、酷暑、猛暑、 灼熱の状況下では辛い。

例年、電動のヘッジトリマーで刈り込んでいたが、如何せん必ずといっていい程、電気コードも一緒に刈ってしまうといった失態を繰り返している。最初は注意深く慎重に作業を進めるのだが、気温も上がり、次第に疲労がたまってくるにつれ注意力が散漫になってくる。
そんな時に「ぷっつん」とやってしまうのである。実は今朝も、仕上げの際にやらかしてしまった。
そんなことから、そろそろ作業効率を高める上でもエンジン付きのトリマーを購入したいと思っていた。
勿論予算があれば、日本製の、しかも軽量で使いやすいトリマーにしたいのはやまやまだが、如何せん仕事として使う訳ではない。なので出来るだけ経費は抑えたい。

そんなことからまた、ご多分に漏れずオークションサイトを彷徨い、落札と相成った。
1台4役、4種類のアタッチメント付き。草刈り用としてのナイロン刃やチェーンソーまで付いている。
ただ、あくまでも利用目的は庭木の剪定なので、本命はヘッジトリマーだが、その他のアタッチメントはあくまでもおまけだ。
金額は1万円台後半(新品)の外国製。
金額が金額なので、あまり期待はしていなかった。
早速使ってみたが、案の定結構重い。

そのことを近所のエンジニア氏に話したところ、「俺たちじゃ重くて無理だが、あんたのパワーなら十分使えるよ」との返答が返ってきたが、それでもやはり重いものは重い。
作業効率を考える上で、本体の重量は非常に重要なポイントである。
尚且つ新品にも拘わらず、エンジンの掛かりがあまり良くない。
「やはり日本製とはまったく違うなぁ~」などとひとりごとをぶつぶつ言いながら使っていくうちに、次第に重さや操作に慣れたこともあってか、結構良い感じなのだ。
作業の効率もかなり上がった為、予定した日程よりも3日程早く終わることができた。

現時点では「安物買いの銭失い」でないと、自信を持って断言できるが、あとは1年後、しっかりとエンジンが掛るや否や。以前も外国製で失敗しているだけに……。

 

 

 

 

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