エッセイコーナー
111.エッセイ講座最終日  2014年12月8日

昨日は朝から忙しかった。
というのも、地元消防団による火災防御訓練があったからだ。
私が所属する一関第7分団第一部は、なかなか若い人材が集まらず、私のようなロートルが駆り出されるといった寂しい現状だが、訓練を怠る訳にはいかない。
もしもの時に役立たないからだ。巡回活動のみならず、出来るだけ参加するよう心掛けている。

今回の訓練では、ホース先端の筒先員として放水の先陣をかって出た。実践さながらの訓練とあって、真剣そのものである。当初は、ホースを持ちながら片手でコンデジ撮影を目論んでいたが、遊び気分では皆に対し失礼だ。
訓練に集中することにし、終わってから撮影することにした。

訓練も無事、午前中に終わることができ、予定していたエッセー上達講座の最終講座に、遅刻することなく出席することができた。
今回の講義内容は、前回の内容を踏まえた上で、原稿用紙3枚程度の作文を前もって提出し、それに対しての合評と、講師である作家・一関図書館名誉館長の及川和夫先生によるアドバイスを頂戴するといった内容で講義は進められるが、先ず初めに、各自の作品を朗読する事から始まる。小学時代の国語の授業を思い出すが、多少の緊張感に包まれながらも、自分の番がやってきた。

今回は午前中に火災防御訓練があったことから、順番を遅らせてもらうよう前もって連絡を入れていたが、遅刻しないで済んだことを考えれば、最初にやるべきだったと後悔頻り。恥はかき捨て、早いうちにやってしまう方が、後々楽になることは経験則で学んでいたのだが……。

ともあれ、無事に緊張気味の朗読も終わり、参加者のありがたい講評や、B4版の原稿用紙には所々赤ペンで修正された及川先生による直筆の添削が、実にありがたかった。
講義の締めとして、「上達の道」と題された資料が手渡された。
そこには、随筆・エッセーの書き方の基本やコツが纏められていたが、何より重要なことは、「文は人なり」その人の生き方や態度が、価値を生み出し、その人の「生きっぷり」によって、自ずと書く文章に現れてくるのだということを肝に銘じながら、もう一度、生き方や態度を見直す必要があると、改めて感じた次第である。


 





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