エッセイコーナー
179.一言芳恩  2016年4月1日

今朝の地元紙岩手日日新聞に、作家の及川和男先生(82)が一関市立図書館の名誉館長職の任期を終え、退任するとの記載があった。
及川先生は、「生命尊重」の思想を基盤として、多くの村民の命を救った岩手県和賀郡沢内村(現・西和賀町)の名村長(故・深沢晟雄元村長)の生涯を綴った『村長ありき』の著者として知られ、岩手県民なら一度は目を通しているのではないだろうか。勿論岩手県民のみにあらず。他にも『鐘を鳴らして旅立て』『米に生きた男』など、児童文学やノンフィクション作品50作以上の著書を世に出しておられる。

及川先生が一関市立図書館の名誉館長に就かれ、随筆の書き方上達講座や講演会、トークイベントなど、執筆活動が多忙にも係わらず多岐に渡る公務に奔走された。
私も随筆の書き方上達講座では先生のご指導を仰ぎ、講演会では耳学問。本来であれば2016年2月14日の小野寺苓さんとのトークイベントにも是非参加したかったが、生憎親類の仏事と重なり苦汁を飲んだ。

僭越ながら、私も拙作ではあるが3作目のフォト短歌エッセイ集「泡沫」(詳細は後日掲載)の上梓が叶った。
これも及川先生のご指導、ご教示あっての賜である。心より感謝申し上げるとともに、これからも益々ご健勝であられ、心の琴線に触れる名作を世に出して頂きたいと、ただただ思い、願うばかりである。
また、私も狗馬之心を忘れずに、ライフワークと決めたフォト短歌やエッセイを続けていきたいものだ。

<私が過去に及川先生について記載した投稿>
 エッセー書き方講座-私のエッセイ集
 三つの価値-私のエッセイ集(講演会)
 幸甚なる激励のお便り!
 浜人(はんもうど)の森2011を読んで
 及川和男さんと小野寺苓さんのトークイベント


 



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