エッセイコーナー
92.男のせなか  2014年8月13日

岩手県パワーリフティング協会主催による今年度の主な行事が、ほぼ終わった。
5月の岩手県パワーリフティング選手権大会に始まり、7月には北海道・東北ブロック選抜選手権大会。そして先日の8月10日に、北上市のアメリカンワールドで開催した第6回いわて力祭りと、ほぼ毎月のように大会の準備や運営に追われ、もうヘトヘトの状態だった。

先日のいわて力祭りは、7年前に始まり、3年前の東日本大震災の年は流石に中止したものの、それ以外は予定通り8月の第1日曜日か第2日曜日に開催している。
以前は、スタッフの目印として、ネームカードを首からぶら下げていたが、3年ほど前からTシャツに替えた。
それも直ぐに目立つようにと、派手なオレンジ色にし、背面には私の手書きによる「力祭り」の文字をプリントしたものを着用している。
しかしながら必ずしもスタッフのみの着用に限定したものではない。
つい最近思わぬ所で、そのTシャツを発見し、感激したのだった。

ネットサーフィン(もう死語かなぁ)をしていたところ、とあるブログサイトの中に、オレンジ色の目立つTシャツでバックポーズをとっていたでかい背中が目に飛び込んできた。
しかも私直筆の「力祭り」がしっかりと確認できたのだった。
「えっ・・・」と思い、目を丸くしながら見直してみると、私らトレーニー、特にベンチプレッサーにとっては神的存在である岩崎輝雄さんの背中であった。
感激だった。

どこから手に入れたのか確認してみると、直ぐに合点がいった。
写真に写るもう片方の背中をみれば、おおよその見当はついた。それは岩手県協会理事の村山さんであり、氏が岩崎さんにプレゼントしたものだった。
実に有難いことである。おまけに、先日、その憧れのベンチプレッサー岩崎輝雄さんと電話で話す機会に恵まれたが、それも村山さんの取り計らいによるものだった。

岩崎さんとの会話の中で、65歳になる岩崎さんが、「つい先ほど、120kgのベンチプレスを連続で30レップスこなしたばかりだよ」とのことだったが、調子が良い時には35レップスはいけるとのこと。
なんとも凄まじいパワーであろうか。65歳を過ぎて尚、益々意気軒昂である岩崎さんに触発され、氏より9歳若い私も、本腰を入れて「頑張らねば」と、ムラムラと闘志が漲ってきたのであった。
もっとも、何時までそのモチベーションが保てるかは「バーベルのみぞ知る」であろうか……。




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