エッセイコーナー
200.一関プロスポーツ界の綺羅星たち  2016年8月1日

コンビニで用を足そうと雑誌のコーナーを通り過ぎようとしたその時、一冊の雑誌の表紙を飾る写真が妙に気になった。その雑誌とは週間プロレス。表紙の人物は一関市出身のプロレスラーYAMATO(ドラゴンゲート・34才)選手だった。
去る7月24日、神戸ワールド記念ホールで行なわれたドラゴンゲート「KOBEプロレスフェスティバル2016」オープン・ザ・ドリームケント選手権60分一本勝負で、挑戦者として臨んだYAMATO選手が、33分46秒エビ固めでディフェンディングチャンピオン鷹木信悟選手を下し、第25代王者に輝いた。
そのチャンピオンベルトを引っさげ、今年11月には地元一関で凱旋試合が予定されている。

また、一関市出身のプロスポーツ選手として、一昨日の地元紙(岩手日日)で紹介された競輪選手、金野俊秋選手(32才)の活躍も光る。去る7月11日~13日、茨城県の取手競輪場で行なわれたサテライトしおさい鹿島杯で優勝を飾った。6年ぶり7度目の栄冠である。怪我を克服しての優勝は実に素晴らしい。
本人談では、「34才までにS級に戻ることを目指している」とのことだが、前出のYAMATO選手も34才で第25代王者となった。間違いなく望みは叶うだろう。

もう一人、一関市出身のプロスポーツ選手として活躍する人物がいる。
フリーダムズと云うプロレス団体を率いる佐々木貴(代表)選手だが、2011年の東日本大震災の折、基金活動に奔走し、多額の義援金を捻出した心優しき慈善家である。
そのフリーダムスが、来る9月4日(日)、一関市総合体育館(ユードーム)を会場に、「佐々木貴プロレスデビュー20周年記念大会」が開かれる。
往年のプロレスファンなら誰もが知っているザ・グレートカブキ選手も参戦するとのことだ。
詳しくは追って紹介したいところだが、如何せん私が関わっているいわて国体公開競技(パワーリフティング)が翌週の9月10日・11日の2日間、平泉町で開催される。その為、そこまで時間が取れるや否や微妙だが、時間の許す限り当サイトや別ブログ等で紹介していきたい。

また、プロスポーツと云えば、日本人なら真っ先に思い浮かぶのが野球、サッカー、相撲だろう。
その相撲界から悲しい知らせが流れた。小兵ながらも、剛力を誇り、現役時代は力で他を圧倒した元横綱千代の富士の九重親方が、61才と云う若さで亡くなった。あまりにも早過ぎる。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


フォト短歌「YAMATO」 金野俊秋 佐々木貴 いわて国体公開競技



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