エッセイコーナー
448.一関消防本部意見発表会  2020年1月11日

今朝、何気なく地元紙(岩手日日)を捲ると、見慣れた顔がチラッと目に飛び込んできた。よく見ると消防士の菅原嘉泰君ではないか。
「救急車の安全な緊急走行のために」と題して、一関消防本部の意見発表で最優秀賞を受賞したとのこと。
早速文面に目を通してみた。

私もたまに見かけるが、サイレンを鳴らす緊急車が近づいているにもかかわらず、平然と車道の真ん中を走行する車がある。「何をやってんだ」と怒鳴りつけたくなるが、菅原君が指摘するように、遮音材や防音材を施した車がカーオーディオのボリュームを上げ、走行していると云うのであれば、確かに、緊急車の接近に気付かないのも理解出来る。
しかしながら、1分1秒を争う救急患者の命、全てのドライバーが理解し、機転を利かして緊急車の走行を妨げないようにすべきだ。

また、発表のなかで、緊急走行に対する一般ドライバーの理解について、救急車に搭載するドライブレコーダーを教材として活用すべきとある。
防災セミナーや救急講習の場、自動車教習所の教材として取り上げることは勿論だが、是非とも、マスコミでも取り上げ、緊急走行時の実態を報道し、広くその現状を伝え、知らしめるべきであると考える。

因みに、菅原君はスポーツ万能であり、幼少の頃から野球に親しみ、高校(一関一高)、大学(静岡大学)とも野球部に所属していた。
現在、私が営むトレーニングジムで心身ともに鍛錬を欠かさぬ、文力両極を志すナイスガイである。消防士ら後進の良き手本となり、2月14日に盛岡市で開催される県大会でも、是非、好成績を残してほしい。

因みに、明日は地元の菅原神社でどんと祭があり、私も消防団の一員として待機し、火の後始末などの任につかなければならない。現在地元の消防団では若者が入らず、大変困っている。
是非、生まれ育った地元の為にも、老若男女問わず、消防団に入り、地域の貢献に尽くしてほしい。


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