エッセイコーナー
495.愉しみのひとつ  2020年6月18日

一巡目の草刈りが終わり、温泉にでもどっぷりと浸かり、草刈り疲れを癒しながらのんびりと、と思っていたが、如何せんお気に入りの温泉はコロナの影響で休館。
今週末から営業再開とのことだが、今度は庭木の剪定やら、そうこうしているうちに2巡目の草刈りが始まってしまう。
兎にも角にもやることばかりだ。
いっそのこと、全てほっぽりだして独り旅にでも出たいところだが、如何せん年老いた両親をほっぽらかして行く訳にもいかない。

「はてさて・・・」と云いたいところだが、幸い私は、他人が楽しんでいる姿や旨そうに呑んだり美味しそうに食べたりしている様子を見て、羨ましいとか妬ましいと思うよりも、寧ろ楽しいと感じる方なのだ。
従ってそのような旅動画や呑み食べ動画を観て一緒になって味わい、楽しむことが出来るのである。

地元のIBC放送では、週末の午後5時から吉田類さんの酒場放浪記を再放送している。
私はこの番組が大好きで、時間調整が可能な場合は兎に角テレビのスイッチを入れるようにしている。
前述したように、類さんらが美味しそうに呑み食べする様子を観て、心底から楽しくなり、平和だと感じるのである。
最後の画面に流れる俳句がまたいい・・・。

8月の上旬、本来なら夏祭りの時に、類さんらご一行が一関を訪れ、世嬉の一あたりを会場に皆で乾杯する筈だったのだが、一関夏まつりそのものが中止となった。
またひとつ、今年の愉しみが減ったようである。


フォト詩歌「バモス」  


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