エッセイコーナー
758.年賀状の歴史と東山軒のどら焼き 2022年12月9日

先日、地元紙のコラム「日日草」に年賀状の歴史が載っていた。
それによると、平安時代、藤原明衡が纏めた手紙の文例集の中に「春の初めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」とあり、それが最古の年賀状の一例だとのことである。
後に親族らに挨拶する年始回りが定着し、簡略化したのが年賀状のルーツらしい。

前々回の日記にも書いたが、毎年、この時期になると年賀状などによってなにかと気忙しくなるが、私は空いた時間を見計らいながら少しずつ作業を進めることにしている。
せめて表面の宛名書きぐらいは直筆で、と思っている。
まとめて一気に書くとなるとプレッシャーも半端ではない。滅入る一方だ。そんなことから一日10枚程度を目標にしている。そうすると、調子のいい時は15枚、20枚と捗るものである。
この調子でいくと今年も15日迄にはなんとか間に合いそうだ。

昨日、卒寿を迎える母から頼まれ、一関市東山町長坂町の東山軒さんを訪れた。
「きんつば」や「田舎まんじゅう」が評判の和菓子屋さんだが、母のリクエストは「どら焼き」。
自宅に戻り早速仏壇と神棚に供え、母に渡したところ「美味しい、美味しい」と程好き甘さの粒餡に喜んでいた。
まだまだ長生きしてほしい。

菓子処 東山軒
住所:岩手県一関市東山町長坂町318
電話:0191-47-2240


フォト短歌「東山軒のどら焼き」  

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