エッセイコーナー
656.みちのくあじさい園三大祭り  2022年1月18日

我が家は、初代が今から400年程前、孫のひとりを伴って隠居した家だと云われている。
自宅の南側には標高350m程の小高い森が見える。
眉目秀麗とまでは云わないまでも、三角に隆起した形の良い低山である。その景色を毎日眺めたいとのことから、現在の場所に居を構えたとのことである。
私も毎朝、その三角山を眺めながら晴れ晴れ?とした一日を迎えている。

我が家の初代が生まれた家、つまり本家は、直線距離で約1km程北の方角にある。
その本家が営んでいるのがみちのくあじさい園である。
紫陽花の種類や株数を4百種4万株と公表しているが、実際には5百種以上6万株以上の紫陽花が15ヘクタールの杉林一面、季節になれば咲き乱れる。そのことから、日本アジサイ協会より、紫陽花の植栽面積や品種数、生育環境などの総合的評価により、日本一として認定を受けている。

みちのくあじさい園では、紫陽花のみならず、5月には石楠花(しゃくなげ)、6月にはカルミアの開花も楽しめる。
特にカルミアは、日本では非常に珍しく、詳しい文献もない。
当園では、2020年時点で15種類250株(毎年増やしている)のカルミアを育てており、2019年6月には日本初のカルミアまつりを開催している。
今年も6月上旬を目途に、開催されると思う。

昨年、一昨年と、コロナ禍もあって訪れる客は少ないと思われていたが、マツコの番組等で紹介されたこともあり、見学者は年々増えているようだ。
オミクロン株の感染拡大も懸念されるところだが、野外とは云え、施設では感染対策をしっかりと施している。
マスク着用でソーシャルディスタンス、フィジカルディスタンスを意識しながらゆっくりと可憐な花々を愛でていただきたい。

みちのくあじさい園伊藤達朗園主の紹介など>>


フォト詩歌「あじさい池」  


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