エッセイコーナー
272.イマジンの心  2017年11月23日

盗難にあっていたジョンレノンの遺品100点(日記や楽譜など)が、ドイツの首都ベルリンで見つかったとのことだ。
価値として4億円相当だそうだ。
楽譜には未発表のものもあるのではないだろうか。
反戦活動家としても知られていたので、反戦を訴える曲もあるのではないだろうか。

反戦の曲と云えば、ジョンレノンの曲では「イマジン」が一番有名だろう。
イマジンとは、「心に思い浮かべる」「想像する」と云った意味。
いつの時代も、世界のどっかこっかで、宗教間の対立、食料や資源をめぐっての土地争い、民族間の対立などなど、常に火種が燻っており、内紛、内乱が起こり、戦争へと発展していく。
イラク、イスラエルとパレスチナ、スーダンやソマリア、コンゴ民主共和国など、世界人口の3人に1人が戦禍に巻きこまれていると云うのが実情であり、多くの一般人がその犠牲となっている。

アメリカの大統領が、核やミサイル開発などをめぐり、北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家として再指定したそうだ。
火に益々油を注ぎ、緊迫した状況を煽っているかのようにもみえる。
そんな状況下で、高額な武器を売り込もうとセールスに躍起になっている。
確かに、超一流のビジネスマンだが、その押し売りにすんなり契約書にサインする側にも問題がありそうだ。

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Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace

想像してごらん 国境のない世界を
そんなに難しいことじゃないよ
殺す理由も 死ぬ理由もない
そして宗教も存在しない
さあ想像してごらん 平和に生きているってことを
                            John Winston Ono Lennon 「Imagine」の一部より 
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世界の皆が、レノンの曲を聴き、心に思い浮かべ、想像し、実践すれば自ずと平和な世界に近づくのではないだろうか。

フォト短歌「柿花火」







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