エッセイコーナー
841.暑い暑い、何処も暑い  2023年8月2日

猛暑、激暑、炎暑、大暑、極暑、酷暑、厳暑、溽暑など、厳しい暑さを表現する言葉は沢山ある。
その中で一番暑いと感じるのはどの言葉なのだろうか。
どれも捨てがたいが、それだけ、それぞれの思いで暑さを表現し、溢したくなると云うことではなだろうか。
私が住む岩手県南(一関市)では、ここ数日37℃~38℃と云った嘗て経験したことのない厳しい暑さが続いている。
このままいくと砂漠化するのではないかと心配する程である。

いやはや、もうゲンなり、たくさんだが、そんな時は逆に精をつけるのが一番。
直ぐに脳裏をよぎるのが鰻だが、なんとタイミングが良いことに、いつも自家栽培の果物を頂戴している伊師先生(元・国立病院歯科医師)から、「鰻が釣れたので食べてみないか」との電話がかかってきた。
基本的には遠慮がちで控え目な私、いつもなら「いえいえ、大丈夫です。先生が食べて下さい」と心にもない返事をするのだが、如何せん、今回は素直だった。
「ありがとうございます。では有り難く頂戴します。」と即答したのだった。

昨夕、遠慮なく先生のお宅を訪れると、丁度奥さんが鰻に火を入れたところだった。
暫し歓談の後、大きな鰻がどんと乗った鰻飯を奥さんが持ってきた。
急いで事務所に戻る必要があったことから、有り難く頂戴し、そそくさと持ち帰って箸をつけた。
「おおっ・・・!」やはり天然物は違う。
肉の締まりがいい。脂ののりも良く、況してや料理上手な奥さん手作りのタレがまた絶品であった。 
感謝! 感謝!!

暑いと云えば、岩手県出身の大リーガーの活躍も実に熱い。
大谷選手の八面六臂の活躍や同じ花巻東高校の先輩、菊池雄星投手の活躍も実に素晴らしい。
花巻東高校は今夏の甲子園(8月6日~21日)出場も決まり、大注目の佐々木監督の息子、佐々木麟太郎選手も目が話せない。
抽選は明日の午後2時に行われる。

暑いと云えばついでにもう一つ、永田町界隈の暑い話に触れておきたい。
先日、維新の馬場代表が共産党の存在を否定するような発言で物議を醸しているようだが、それは言い過ぎである。
確かに、政権を握るとなると色々問題がありそうだが、野党としての発言として、我々一般の国民にとっては結構正しい意見もある。
そんな意味に於いて、野党として必要な政党であると私は思っている。
自業自縛、悪因悪果、天罰覿面であり、あまり過激な発言をしていると、いずれ火の粉が舞い戻ってくるのではないだろうか。何事も程々が一番・・・。


鰻めし  


≪return    Tweet   
 スポンサード リンク (Sponsored Link)
  注:当サイトは著作権を放棄しておりません。引用する場合はルールをしっかりと守るようご注意願います。