エッセイコーナー
369.万愚節  2019年3月30日

いよいよ明後日は万愚節、新元号の発表がある日だ。
今まで30年間慣れ親しんだ元号「平成」に別れを告げるのは幾分寂しい気がしないでもないが、新たな門出として、明日の未来への期待を寄せたい。
新元号の名称が気になるところだが、何れにしても平和で災害の少ないことを願う名称でありたい。
名称に込められた言霊の力によって、その願いが叶うことを願わずにはいられない。

もし、私だったら、新元号に「安静」「和平」「太平」「静和」などを候補に上げ、特に「静和」を推したい。
出来ることなら災害が全く無いことを願うが、それは到底無理と云うもの。
せめて、少なく、あまり大きな災害に見舞われることなく、比較的静かであって欲しいと願うことから、「静」のひと文字を。そしてやはり、なんと云っても平和であることが一番であり、また、日本人は和の精神を重んずることから、「和」のひと文字を用いたい。

新元号「静和」で始まる新たな時代は、戦争は勿論、地震や火山、洪水が無く、あっても軽度で済む災害であり、安全で静かで充実した時代を願うばかりである。
明後日は4月1日、エープリルフール、万愚節である。多少の嘘は許されよう。
嘘でもいいから、「静和」の時代になって欲しい。

フォト短歌「万愚節」  


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