エッセイコーナー
824.ポツンと一軒家と棒ラーメンに感激!  2023年6月21日

先日のポツンと一軒家(山口県)もまた感動的だった。
「遊びの規模」が大きい地元の案内人に導かれ、山奥の目的地へと向かった。
暫く進むと「遊登里」の看板が立てかけてある鉄パイプで組まれた屋根付き小屋が急峻な河岸にひっそりと建っていた。
その先は車の侵入を阻む細い旧道が続いている。

川のせせらぎを耳にしながら徒歩で約20分ほど上ると、目指す「ポツンと一軒家」が見えてきた。
比較的新しいウッディーな建物、丸太小屋(ログハウス)の一軒家だ。
組まれた木材は如何にも頑丈そうな太い丸太ばかりである。
一本の木からチェンソーで作ったと云う大きな鎖が出迎えてくれた。

見晴らしの良いウッドデッキから母屋に入ると、モニター越しからでも木の香りが漂いそうな乙凸のある丸太の壁が存在感を誇っており、綺麗に整理整頓された居住空間が広がっていた。
男のロマンがぎっしりと詰まった「憩いの場所」「コージースペース」である。
あまりの出来の良さに、専門のログビルダーが建てたに違いないと思っていたが、なんと、チェンソーを駆使して一人で建てたのだそうだ。いやはや、なんとも凄い・・・。

今では恒例となりつつある家主の手料理。大ぶりのタケノコが沢山入った筍ご飯が実に美味しそうだった。
私は私で、いつもながらの手作り(インスタント麺)ラーメンをズルズルと啜りながらも、男のロマンを満喫したひと時に、父との別れの一抹の寂しさ、寂寥感を一瞬でも忘れることができたことに、番組制作者には衷心より感謝している。
因みに、今回のインスタント麺は「棒ラーメン」の豚骨味。↓の「けんますクッキング」の動画に触発されて取り寄せたものだった。とても美味かったが、肝心の納豆とゴマ高菜を入れそびれたので、次回は是非ともトッピングしたい。


フォト短歌「酒物語り」
次回のポツンと一軒家を観る際、手作りラーメンと一緒に世嬉の一酒造が40年ぶりに酒蔵復活を果たし、出来上がった新酒を堪能したいと思っている。
因みに、「世嬉の一」の命名は昭和初期、「世の人々が喜ぶ一番の酒を造りなさい」との意を込め、当地を訪れた閑院宮載仁親王殿下が命名したとのことである。
  刺し身は、「兄さんの大好物だったね」と、叔母の差し入れだった。










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