エッセイコーナー
817.一手必捷  2023年5月28日

将棋ファンなら誰しもが、5月31日、6月1日が待ち遠しいのではないだろうか。
何故なら、藤井聡太6冠が7冠目をかけ、王手をかけた名人戦第5局が長野県高山村で行われるからである。
もし、藤井聡太6冠が勝利をものにすると、史上最年少での名人位獲得並びに7冠達成という歴史的な日となる。
そうなると残されたタイトルは「王座」のみ。総タイトル8冠達成は時間の問題ではないだろうか。
なんとも凄いことになりそうである。

8冠の全冠達成は前代未聞、前人未到の快挙。(過去の全冠達成者は升田幸三と大山康晴のみ、当時は3冠のみだった)
ただ、渡辺明現名人も只者ではない。緊迫したせめぎ合いが目に浮かぶようである。
現名人の渡辺氏は、羽生善治、大山康晴、中原誠に次いで歴代4位のタイトルホルダーでもある。
背水の陣で臨み、意地を見せてくるだろう。

私が将棋を覚えたのは小学校の低学年の頃だった。
祖父から駒の動かし方を教わったと記憶している。
私はどちらかと云うと外でどろんこだらけになって暴れる方が好きだった為か、じっとしているのが苦手だった。
ましてや将棋はそれほど面白いとは思わなかった。

ところが、夢中になった時期もある。
以前にも書いたが、最初は小学5・6年の頃だった。
休みの時間には夢中になって差したものだ。その後、第2の執心期(造語)は大学時代だったが、それ以来殆ど駒を握っていない。
そろそろ再開したいとふと思ったものの、如何せんやることが多過ぎるのである・・・。

782.祝・岩手初のプロ棋士誕生  2023年2月16日




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