エッセイコーナー
474.癒しのひと時  2020年4月2日

昨日、空き時間を利用して、岩手県金ヶ崎町六原の県立農業大学校に隣接する花きセンターを訪れてみた。
その敷地内には「花の舘温室」があり、雪国にいながらにして厳寒期は勿論、一年を通して熱帯植物に触れ、鑑賞できる南国情緒たっぷりの空間がある。

南緯40度温室にはラパゲリア・ロセアやハナキン、ミルクブッシュなどが香しく花を咲かせている。
ハナキンはマダガスカル原産で、サボテンに似ており、イエス・キリストが冠せられた「茨の冠」がこの植物だったとの説もあるとか。
亜熱帯温室には、ブーゲンビリアやハイビスカスと云った如何にも南国リゾートを彷彿とさせる花群が色を添えている。
また、花の館ギャラリーでは、深沢紅子画伯の野の花の絵画100点(複製)が展示されている。

私は過去に4・5回訪れているが、何度来ても、何回見ても飽きない。
新型コロナの影響もあり、見学に訪れたのは私ひとりだけのようではあったが、決して寂しくはない。 新型コロナのストレスや日頃の煩わしさから暫し解放される、貴重なひと時を過ごすことができた。
その後、花きセンターから南西に約2km程の所に、高校の後輩が営むチーズとジェラートの店「Cow bell」がある。
久方ぶりに立ち寄ってみることにした。

以前からも美味しかったが、更に、一段と美味しくなっていた。私は、ここに来れば必ずと云って程注文するのが、チーズたっぷりのチーズホットサンドと、今回はイチゴとバナナのダブルジェラートを注文すことにした。
美味しかった。実に美味しかった。
昨日は花の鑑賞で目を癒し、チーズサンドとジェラートで舌を癒し、更にはお腹と心をも満たし、癒やすことができた。是非また、時間の調整を図り、訪れてみたい。「好店三年客を変えず、好客三年店を変えず」で、ある・・・。


フォト短歌「はな」  

チーズとジェラートの店「Cow bell」の紹介にと、以前私が作成したYoutube動画


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