エッセイコーナー
722.令和4年度農産物検査員出発式及び鑑定会(JAいわて平泉)  2022年9月3日

昨日、JAいわて平泉管内に於ける令和4年度産新米の品位等検査に向け、農産物検査員らによる出発式が行われた。
いよいよ秋の収穫期到来である。
出発式の折、今年の作況予測が話題になったが、ここ岩手県は平年並みとの予測。
8月15日発表の農水省の予測では、「やや良」が11都府県。「平年並み」が岩手県を含む24道府県。「やや不良」が11県との予測が出されている。

田植えの後は暫くは好天に恵まれ、順調に育っていたことから、今年の作況予測は「105の良」だったが、出穂以後から天候不順が続き、収穫量の低下はもとより、いもち病やカメムシ被害などによる被害粒や、昨年、一昨年とは違い、未熟粒や奇形粒など、充実度の低迷や倒伏による発芽粒、胴割粒などが気になるところだ。
実際我が家の圃場でもいもち病の発生が見受けられ、被害粒の混入による品質低下は免れないものと思われる。
自然の摂理には逆らえない。致し方なし・・・。
岩手県南地域の稲刈りは今月下旬にかけて最盛期を迎えるが、出来ることなら全量一等米であることを願うばかりである。

それにつけても今夏の天候不順には参ってしまう。
いもち病はカビの一種。イネ科の植物のみならず、人にも斑点が出てきそうである。洗濯物の乾きも悪い。
雲一点もない蒼天の空が恋しい。


フォト短歌「曇天の空」    


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