エッセイコーナー
428.寒ブリの解体ショー  2019年11月11日

昨日、地元自治会単独での敬老会が賑々しく行われた。
当祝者は34名、昭和17年3月31日以前に生まれた先輩方が対象である。
例年、女性部が中心となり、歌や踊りを披露するなど、出席者の笑顔を誘っている。
今年は嘗てない企画が青年部によって行われ、会場は大いに盛り上がった。

マグロならぬ寒ブリの解体ショーである。
大ブリの寒ブリに包丁を入れ、見事な捌きを存分に披露してくれたのは近所に住む安部君。
彼は東京で修行を積み、今は故郷に戻っているとのこと。
見事な包丁捌きに、会場は喝采の嵐。大皿に盛り付けられた弾力のある活きの良い寒ブリの刺し身に、皆、舌鼓を打ちながら、談笑とブリの旨味を十二分に堪能したようであった。
また、来年も先輩方が一人も欠けることなく、皆で敬老会を盛り上げていきたい。

先輩方から、「今度は是非マグロで」などと注文が入ると、これもまた大変だろうが・・・。

果報だんご   2013年11月12日


フォト短歌「寒ぶりの解体ショー」



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