エッセイコーナー
858.今年初の米検査「猛暑にもめげず」  2023年9月20日

本日、私にとっては今年初となるコメ検査に臨んできた。
検査場所は昨年と同様の越河倉庫(JAいわて平泉)。
内容は紙袋の検査数で1,228袋。
概ね特別な問題もなく良好な滑り出しだった。フレコンバックの検査は来週早々以降になりそうである。
今年の稲は、お田植え以降順調に育っていたようだが、今夏は過去に類を見ない程の激暑が続いた。
その為胴割れ粒や白未熟粒など、俗に云うシラタなどの高温障害が懸念された。しかしながら本日の検査内容からは杞憂に終わったようである。
とは云え、検査はこれからが本番を迎える。

近隣の農家は暑さにもめげず今盛んに稲刈りに汗を流している。本当に頭が下がる思いだ。
くれぐれも熱中症や日射病に気をつけていただきたい。
予報では「明日より秋らしい日が続きそう」とのこと。
それに期待を寄せながら、全量一等米を祈りつつも、公明正大、規格遵守、コンプライアンス順守を肝に銘じながら検査に臨んでいきたい。

昨日の地元紙に、「米袋被害クマの仕業か?」との見出しに目が点となった。
農機具小屋からお米が2袋持ち出され、裏山の方に引きずられた形跡があり、零れ落ちた米粒が散らばっていたとのことである。
猛暑の中、折角収穫したお米を奪い取るとは許し難い蛮行だが、熊ではどうしようもない。
今年は猛暑の為かどんぐりなど熊の餌になる樹の実が不作のようだ。
呉れ呉れも害獣には気をつけたいものである。


フォト短歌「新米検査2023」  


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