エッセイコーナー
490.草刈り三昧(草刈り時の注意点)  2020年5月31日

それにしても次から次と草は生え、勢いを増すばかり。
一度草刈りを終え、安心しきっていると最初に刈り終えたところはもうすっかり伸び切っている。
まったく、きりがないのだ。
手を掛けずにそのまま伸ばしっぱなしにしたいところだが、如何せんそうもいかない。

わが家では、昔から貸していた圃場が、高齢化や後継者不足などの理由でかなり返された。本来ならその分まで作付けをすべきところだが、如何せん手が回らない。
やむなく耕作放棄地として毎年草刈りのみを行っている。悩みの種でもある。
わが家の草刈り作業は、平坦地はフレールモア装着のトラクター、傾斜地はスパイダーモアなどの機械に頼っているが、機械が届かない場所はやはり草刈り機での手作業となる。
そんなことから、傾斜地の刈り方について、私なりの経験を踏まえ、出来るだけ怪我を未然に防ぐ、安全なやり方を動画で紹介することにした。
勿論、それ以外にもやり方は色々あるだろう。必ずこうでなければいけないと云う訳ではないが、怪我防止の観点から、長年の草刈り経験と、長年のトレーニング指導歴による一つの結論であることを、ご理解いただければ幸いである。

草刈り時の注意点
草刈り機使用時の注意点を、私なりに纏めてみた。
草刈り機による傾斜地の草刈りは、最初は比較的平坦な部分から刈り始め、身体を先ず慣らすことを考慮したい。
刈る方向については、一定方向にのみ刈り進むのではなく、右足重心で15メートル(距離は個人差あり)程進んだら次は逆方向に左足重心で15メートル戻る。
15メートル先から同じように前進することが肝要。
何故なら、足や腰、腕や肩など、片側への負担を避け、バランスを考慮して作業した方が身体への負担が軽減され、怪我の防止にもつながるからだ。

また、草刈り機のふり幅についてはあまり大きくない方が良い。腰を使っての草刈りを続けると、腰はもとより膝を負傷する可能性が大きい。
確かに、作業効率を考えると、ふり幅を広げて作業したいところだが、小規模な作業面積ならまだしも、今後も草刈り作業の継続を余儀なくされる場合は、兎にも角にも怪我の防止に努めるべきだ。
極力、腕のふり幅のみで抑える方が無難である。

草刈りに用意するもの
・草刈り機(肩掛けバンド)
・スパイク長靴(傾斜地は必須)
・手袋(なくとも良い)
・虫よけネット
・サングラス(虫よけネット使用の場合は必要ないが、草刈り時によくヘビを傷つけることがあり、目と目が合わないよ うにとの思いもある)
・長袖シャツ(暑い場合は半そででもいいが、その場合は腕抜きを使用。何故なら、肌露出して作業すると、草でただれ る場合がある)


フォト短歌「草だらけ」  

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