エッセイコーナー
651.喬松の寿  2022年1月3日

1903(明治36)年生まれの文人と云えば、草野心平や小津安二郎、小林多喜二、山本周五郎などだが、生きていれば119歳になる。「遠い昔の人たち」と云った印象だが、同じ1903年生まれで、今でも生きれおられる方が、日本にいる。
福岡市在住の世界最高齢者、田中カ子さんである。明治・大正・昭和・平成・令和と五つの時代その時々の星を眺め、風にあたり空気を吸ってこられた。
現在は福岡市内の老人ホームに入所され、炭酸飲料やチョコレートが大好物とのこと。
今後は店頭から、炭酸飲料やチョコレートが品薄になるのではないだろうか。

長寿と云えば、
2年前の岩手県南歌人クラブ新春短歌大会で入選した、当時100歳の高橋市次郎さんと云う方がおられる。
今月の21日に新春短歌大会が開催されるが、おそらく、高橋市次郎さん102歳の詠草を目に出来るのではないだろうか。
四つの時代その時々の空気感が伝わる一首に、是非とも触れてみたい。


年賀状2022 フォト短歌「孤独な時」


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