エッセイコーナー
765.札幌味噌ラーメン「思い出の味」  2022年12月27日

一昨日も、日曜日恒例の「ポツンと一軒家」を観賞しながら手作りラーメン(インスタント)を堪能することが出来た。
今回のポツンと一軒家は年末特集として3時間番組。島根県の一軒家2箇所が紹介された。
小鳥囀る山間の長閑な空間で、各家々にはしっかりとした生活の営みがあり、しっかりとした人の温もりがある。
厳しさのなかにも溢れるばかりの優しさが滲み出るその様に、いつも感動を覚えながらラーメンを啜っている。
私にとっては至福のひと時である。

いつもは市販の大手食品会社のインスタント麺が主だが、今回はいつもと異なり、札幌で人気を博す「黒帯」の味噌ラーメンにしてみた。
溜まったカードのポイントで、色んなラーメン店が提供する詰め合わせセットを試しに取り寄せてみたのだった。
コクのある味噌ダレがとても美味しかった。

私は今から40年程前、札幌で学生生活を送ったが、よくラーメンを食べに行ったものだ。
当時は札幌でラーメンと云えば味噌味が主流だったが、岩手育ちにとっては、たまにあっさり系のラーメン(中華そば)も恋しくなったものだ。
記憶も薄れ、定かではないが、「天壇」と云う店の味噌ラーメンを今でもたまに思い出す。

当時はラーメン横丁にも「天壇」と云う店があったが、私が足繁く通ったのは確か豊平区の平岸か美園にあったように記憶している。具としての玉ねぎが特徴的だった。
もともと私は玉ねぎ好きと云うこともあるが。
今回「黒帯」の味噌ラーメンを味わい、消えかけた40年前の記憶が徐々に蘇りつつある。
青春時代の悲喜交交とともに・・・。


フォト詩歌「冬の里山」  

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