エッセイコーナー
810.お田植え無事に終わるが・・・。  2023年5月10日

今回は迷いに迷った。
と云うのも、お田植えを予定して日の天気予報を確認すると雨マーク。
他の予報サイトを確認すると曇、悪くても小雨ないし弱雨。どっちなんだと困惑しながらも、前日迄迷いに迷った。
延期し難い理由もあって、従兄弟の了解を得て強行することに決めていたのである。
ところが、朝起きてみると雨の降り具合は決して小雨、弱雨などとは程遠く、中止せざるを得なかった。

結局、2日後の昨日、従兄弟に無理を云って無事に終えることが出来たのだった。
毎度のことだが、お田植えが終わるまではどうにも落ち着かない。
取り敢えずは無事に終えることが出来、安堵の胸を撫で下ろした次第である。
それにしてもなかなか思い通りに事は運ばないものだ。
昨年のお田植えは肝心要の田植機が故障し、泡を食った。

悲しいかな今回も、先月修理した筈の田植機がまたまた絶不調。
已む無く修理した本人の田植機を借りて行うことにした。
また、今年はトラクターの後輪が劣化の為かパンク。踏んだり蹴ったりである。
年季の入った農機具を使用している為か、毎年必ずと云っていいほど何処かこっか故障する。修理費も馬鹿にならず、米価格との対比から、とてもじゃないが採算が合わない。
況してや新品を購入するぐらいなら、中山間地での米作りは辞めた方がいい。

楽しみの為の、家庭菜園程度の畑や米作りならまだしも、採算が合わないと見切りをつけ、稲作を辞めたご近所や同級生もいる。あちらこちらで休耕田が目につくようになってきた。
米価格が下落続きで、上る気配のない現状の下、こう毎年故障続きでは果たして続けるべきか否か、非常に迷いどころである。
「前向きな結び」で締め括りたいところだが、この時期になると必ずと云っていいほど愚痴っぽくなる。
ああ!嫌だイヤだ・・・。


フォト短歌「お田植え日より」  
     
フォト短歌「同輩」  

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