エッセイコーナー
237.迫る第38回西行祭短歌大会  2017年4月17日

今月の29日(土)、天台宗東北大本山の中尊寺本堂に於いて、選者の栗木京子さんをお迎えして第38回西行祭短歌大会が開催される。
私も一関短歌会所属のひとりとして、大会運営の手伝いに駆り出されている。
今回も昨年同様受付担当を命ぜられ、ふてぶてしい態度を慎みながら図体をできるだけ小さくして参加者の皆さんをできるだけ笑顔?でお迎えしたい。

昨年の第37回大会は、短歌結社「塔短歌会」の吉川宏志氏が選者を務め、最高賞の中尊寺貫首賞には滝沢市の山口明子さんが受賞した。
また、私の高校らいの友人で歌友の菊田顕(奥州市)君も佳作入選を果たした。
選外の私は若干のジェラシーを覚えはしたが、やはりそれ以上に友人の活躍や朗報は嬉しいものだ。
その菊田君が、昨年度の第69回岩手芸術祭『文芸祭』短歌大会で奨励賞を受賞した。

先日届いた岩手県歌人クラブの会報(第111号)に、「師二人」と題して彼の随筆が掲載されていた。
二人のうちの一人が、面映ゆいが私だとのことであった。たまたま彼よりも歌歴が長いだけで、実力や歌のセンスは彼の方が遥かに上だ。
その菊田君も今回の西行祭短歌大会に出詠はしているが、地元奥州市水沢区の日高火防祭と日程が重なり、準備委員会の中心的存在の為に今回は出席できそうにないとのこと。
その為、彼の作品が入選の場合は私が代理で表彰を受けることになりそうだ。
私の自詠作品では入賞の確率は極めて低いが、如何に代理とは云え、壇上に上がって表彰を受けるのはまんざらでもないのではないだろうか……。

第37回西行祭短歌大会の様子
第36回西行祭短歌大会の様子
第35回西行祭短歌大会の様子
第34回西行祭短歌大会の様子


 


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