エッセイコーナー
837.世界のゴミを一掃できるや否や  2023年7月23日

プラスチックごみの分別は、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか結構複雑で厄介なものだが、それ以上に海外、特に途上国に日本のプラスティックごみが持ち込まれていることを初めて知った。
とてもショッキングな映像である。
ユーチューバーのBappa Shota氏が制作したドキュメンタリーYoutube動画に衝撃を受けた。
その動画は、ごみに溢れるインドネシアのとある村を現地取材していたが、日本を含む先進諸国のみならず、自国で対処できないゴミが持ち込まれ、山のようになっているのである。
過去にはそのごみ山の崩落によって死者まで出ているとのこと。
実にもどかしい話である。

本来なら自国のごみは自国で処理するのが至極当然である筈だが、何故そうなっているのだろうか。
「焼却すれば済むのではないか」と安易に考えてしまうが、ダイオキシンの問題が絡んでいる。
高温焼却で問題なさそうに思うのだが、そんなに単純ではなさそうだ。
800℃以上の高温で完全焼却したとしても、そこで出来る燃焼ガスがゆっくり冷えていくことによって、デノボ合成が進行し、その段階でダイオキシンが生成されるとのことである。
ではどうすれば良いのか。
一番はごみを出さないことだが、そう云う訳にもいかない。

私は以前からそのゴミ問題を解決するのに注目していたことがある。
九州大学の渡辺隆行教授と共に、アントニオ猪木さんが生前力説していた「水プラズマ」に期待出来るのではないだろうか。
1万℃以上の超高温で焼却することにより、ごみは一瞬にして消滅する。後に残るのは水素のみとのことだが、そうでなければダイオキシンの発生する余地はない筈である。
「水プラズマ」の普及により、世界中のごみが一瞬で消え、環境に優しい世界、地球へと変貌するのではないかと期待している。

猪木さんは生前「プロレスの神様」と云われていたが、今では「プラズマの神様」になって世界のごみ問題を解決したいと天上界から願っているに違いない。
また、この「水プラズマ」によって、核のゴミまで一瞬で消滅できることを願ってやまない。


フォト短歌「梅雨の朝」


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