エッセイコーナー
603.農家レストランさん食亭とみちのくあじさい園  2021年7月5日

ここ暫くご無沙汰だった北上市の農家レストラン「さん食亭」のことが、岩手日日の社会面に載っていた。
農家レストラン「さん食亭」は、千円でお釣りがくる999円食べ放題のバイキング・ビュッフェとして知られているが、西に連なる奥羽山脈を背景に北上市街地が一望できる眺望抜群の高台に建っており、知る人ぞ知るお食事処である。
新聞掲載の写真は白黒なので「色彩の妙」は堪能できないが、250株の青紫色のラベンダーと大株で50株ほどのヒペリカムの黄色が今、見ごろを迎えていると云う。

美味しい料理に舌鼓を打ち、味わいながら、箸休めに可憐な花群に目をやり、遠景の青き奥羽連山に精神の平静を保ちながら、また美味しい手料理を堪能してみたいものだ。
新型コロナで鬱々とする昨今、暫しの安らぎを頂戴しに是非とも訪れてみたい。

花と云えば、さん食亭から南方に約35Km、一関市舞川のみちのくあじさい園では5百種6万株以上のあじさい花群が見ごろを迎えている。今年は閉園前の7月20日(要確認)前後から、モネの「睡蓮」を想起させる5千輪の紫陽花が、園内のあじさい池を覆いつくすとのこと。一見、二見の価値、大いにあり。

また、6月8日のブログ等でも紹介したが、岩手県南では世界遺産の中尊寺や毛越寺でも花の見ごろを迎えている。
中尊寺では、平安時代百年の栄華を極めた奥州藤原氏4代目当主、藤原泰衡公の棺に納められていた蓮(古代蓮)の種が、8百余年の時を経て開花した中尊寺ハス(泰衡蓮)。毛越寺では3百種3千株の色とりどりの菖蒲(あやめ祭りは7月10日迄)が、大泉が池の池畔に咲き誇り、訪う人たちの目と心に潤いと癒しを与えてくれるのではないだろうか。

農家レストラン「さん食亭」オーナーの高橋静雄さんの為人>>
みちのくあじさい園園主の伊藤達朗さんの紹介>>


フォト短歌「あくぬき」



草刈りが続く毎日、膝、腰、肩の疲れを取りに、今日は山王山温泉「瑞泉郷」を訪れた。
 



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