エッセイコーナー
426.旭日単光章  2019年11月6日

最近、米の検査などでなかなか時間が取れず、図書館に行けずじまいだったが、本日久方ぶりに立ち寄ることができた。
以前からの調べ物を再開しようと、図書館奥の陳列棚に行ってみると、見覚えのある後ろ姿が目に止まった。
ご本家の伊藤達朗(78)さんであった。
一昨日の地元紙(岩手日日)に、緑化功労者として、東北・北海道地区緑化推進協議会から表彰を受けた内容が載っていたこともあり、そのお祝いの言葉をかけた。
私も時間の合間を縫っての来館であり、二言三言でその場を離れ、調べ物に取り掛かろうと席に戻ったが、それも失礼かと思い直し、1Fの喫茶店にお誘いすることにした。

私ども伊藤家は、近在に住まう22世帯が揃って毎年(予定)新年会を開いている。その新年会についてのことや、園主として多忙な「みちのくあじさい園」のことなど、色々話していると、来月(12月)の13日、皇居に行くとのこと。
理由を尋ねると、叙勲の表彰式に出席するとのこと。旭日単光章の受賞が決まったとのことだった。
伊藤達朗さんは、日本一のあじさい園と認定された「みちのくあじさい園」を運営するとともに、昨年2月迄の12年間、一関地方森林組合の代表理事組合長を務めた。旧一関地方森林組合と東磐井地方森林組合の合併に尽力し、組織の基盤強化を図り、公益を念頭に置く経営体として堅調な歩みを進めてきた。
昨年11月3日には一関市の市勢功労者(産業功労)として表彰されている。今年2月4日の伊藤家新年会ではそのお祝いを行ったばかりだが、来春の新年会でも叙勲のお祝いをしたい。
今回の叙勲の決定は、我々親類一同にとっても大変名誉なことであり、眼福の極みである。


フォト短歌「ヤコブの梯子」 伊藤達朗



新聞にはみちのくあじさい園
の紹介で、4百種、4万株の
あじさいと紹介されているが、
実際には5百種、6万株以上の
あじさいが咲き誇る。


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