エッセイコーナー
555.教訓その5「ついついはダメ、必ず実行すべし」  2020年12月27日

年越しまであと5日、今年もあっという間の1年だった。
今年を振り返ってみると、寂しいかな「良かった事」など一つも浮かんでこないのである。
「嫌なことが多かった所為で忘れてしまった」と云うのが正しいのかもしれない。
「昨年が良すぎた」と云うこともあるのかもしれないが・・・。
「楽あれば苦あり」「禍福は糾える縄の如し」「人生万事塞翁が馬」である。
今年はなにせ新型コロナの影響があまりにも大きい。
自粛、自重、自制が延々と強いられるなか、延期や中止を余儀なくせざるを得なかった行事。呑み会などは新型コロナが騒がれる以前の今年2月以降は一度も行っていない。我慢、我慢の連続である。

また、今年の終盤にきて、更なる試練、痛恨の極みと云えるような出来事が待ちうけていた。
嘗て経験したこともない5日間ぶっ続けの大雪、自宅のあちらこちらに被害を受け、除雪の疲れはピークに達した。
更に悪いことは重なるもので、新調して未だ一年も経たないメイン機(パソコン)がおシャカになってしまった。その原因は迷惑FAXが頻繁に来る為、パソコンで自動受信しようと指示通りに設定していたところ、いきなり「システムエラー」の文字が現れ、その後直ぐにバイオス画面に切り替わった。
一応、バイオスの初期化や放電なども試みたが、二度とWindowsが立ち上がることはなかった。

メーカーの保証期間内でもあることから、止む無く、購入先のケーズデンキに持参すると、戻ってくるのは年末年始を挟むことからひと月後だと云うのだ。これにはほとほと参ってしまった。
一応バックデータを取るよう心がけてはいたが、新しいパソコンと云うこともあって油断していた。
直近の大事なデータはバックアップを取っていなかったのだ。
仕方がないので以前のパソコンを引っ張り出して作業していると云う有様である。

教訓その1、新品でも故障はする
教訓その2、バックデータはこまめに取るべし
教訓その3、油断大敵
教訓その4、IDやパスワードは紙ベースで残すこと
全て分かっていることなのだが、ついつい・・・。
教訓その5、ついついはダメ、必ず実行すべし


フォト短歌「つららの世界」    


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