エッセイコーナー
594.未確認飛行物体  2021年5月23日

昨日の地元紙に目を通していると、元米当局者「UFOは実在」の小見出しが目に留まった。
米CBSテレビの「60ミニッツ」と云う看板ニュース番組で、先日の16日、未確認飛行物体(UFO)は「現実に実在する」と報じたとのこと。
証言者は元米国防総省UFO分析(秘密チーム)所属のルイス・エリゾンドと云う人物。UFOの情報について分析するのが仕事であり、UFO研究プロジェクトを主導していたとのことだ。

ルイス氏は写真(新聞写真)のUFOは時速約2万9百キロで飛行できると分析している。マッハ17のスピードで飛ぶ。
地球上で最も速いとされるのが、アメリカの極超音速(ハイパーソニック)実験機「X-15」。有人航空機での世界最高速度記録7,274km/h、マッハ6.7を誇っている。
しかしながらそれに比べても約2.5倍も速い。

写真の外観はUFOとして一般的な形だが、実は私も今から40数年前に同じような形のUFOを目撃している。
場所は盛岡市の叔父(故)宅の庭。時間帯は夕方だったと記憶している。
庭で従兄弟らと遊んでいた時のことだった。
叔父の家は盛岡市東側の閑静な住宅街にあり、岩山公園の小高い丘を背にしている。
ふと後方の岩山方向から、オレンジ色に光る物体がゆっくりと南に向かって飛んでくるのが確認できた。
最初は飛行機かと思ったが、音が全く聞こえない。それでは飛行船かなとも思ったが、肉眼ではっきり確認できたが、形は明らかに違っていた。

急いで従兄弟らに双眼鏡はないかと尋ねると、直ぐに自宅から持って飛び出してきた。
直ぐ様双眼鏡を覗き込み、ピントを合わせると、オレンジ色に輝く、新聞の写真と同じような円盤型のUFOがしっかりと確認できた。仰天した。
勿論その姿を確認したのは私だけではない。従兄弟らもはっきりと確認している。
3人ともざわめきながら、不思議に思いながらもじっくり見つめていると、スウッーと音もなく南の空へと消えていったのである。
オレンジ色に光ったのは、おそらく夕陽の反射によるものであったろう。私と従兄弟らはその不可思議な光景に、暫し興奮が冷めやらなかったことを今でも鮮明に憶えている。

世間では「そんなものなど実在する筈がない」と云うかもしれないが、残念ながら確実に存在する。
たとえ肉眼で確認できないとしても、存在を否定する根拠などあろう筈がない。勿論、思弁などでもない。
我々は限りのない宇宙空間の中に存在している訳だが、何百光年、何千光年、何万光年先かは見当もつかないが、必ずや、確実に地球のような天体があり、我々人類と同等、いやそれ以上の知能を持つ生命体が存在する。
いや、「いない」と断言すること自体ナンセンスであり、明らかなる間違いである。

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フォト短歌「空しらぬ雨」


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