エッセイコーナー
435.世界的大ヒットの予感?  2019年12月1日

エンターテイナーの定義として、大辞林第三版には「人に娯楽を提供する人。特に、芸能人」とあり、
Wikipediaには「自身の特技、演技、芸、パフォーマンス、マジック、音楽などを披露し、観客を楽しませる或いは笑わせることで接待するコメディアン、ミュージシャン、マジシャンを指す」とある。

エンターテイナーと呼んでいい人は身近にもいるが、一人で、笑いあり涙あり、感動を高波のように提供できるエンターテイナーはそう多くはいない筈である。
そんな日本を代表すると云っても過言ではないエンターテイナーが、海外の人気オーディション番組に「よし、いくぞ!」と挑戦?した人物、吉幾三さんその人である。

1984年(昭和59年)11月25日リリースの『俺ら東京さ行ぐだ』はあまりにもセンセーショナルだった。
腹を抱えながら聴いては歌ったものだが、吉さんはそんな喜劇的演歌調の曲ばかりではない。
演歌やJ-POP、ジャンルはよく分からないが、しんみりとした心の琴線に触れる大衆歌謡曲も多く世に出している。
そのなかの一曲、腹底と心底を鷲掴みにするほど、迫力ある魅惑的な曲を海外の人気オーディション番組で披露した?のである。

観客は日本語を知らない人たちばかりだろうが、大いに笑い、大いに涙する場面は、歌詞を理解できる我々日本人と一緒のようだ。笑いのツボ、涙のツボは人種や肌色の違いとはあまり関係ないようである。
一聴一見の価値大いにあり。
田舎のプレスリーにとどまらず、世界のプレスリーになる予感?・・・。


フォト短歌「初すがこ」  



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