エッセイコーナー
803.第1回舞川桜まつり  2023年4月18日

4月16日(日)午後3時より、一関文化伝承館(旧・一関市立相川小学校跡地)前庭を会場に第1回舞川桜まつりが開催された。
旧・相川小学校の校庭には樹齢百年を越えるであろう老樹のヤマザクラ(?)が存在感を示し、春には見る者の心を和ませている。
その桜をバックに、郷土芸能(謡曲、蓬田神楽、善楽流獅子舞、行山流舞川鹿子躍)を観賞しようと、地元の課題対策協議会(課題協)が主催し、初めて開催することになった。

予定では満開の桜か、或いは花吹雪のなかでの演舞を期待していたものの、如何せん今年の開花は例年よりも一週間程早かった。結局、葉桜のもとでの開催となり、若干寂しくもあったがそれはそれで又楽しからずや。
特に行山流舞川鹿子躍は、昔、我が家の庭先でも披露されたこともあり、子供頃から親しみを覚えていた。とは云っても、私は一度も踊ったことはない。
時折強風に襲われながらも、懐かしく、楽しいひとときだった。
風が強いなか、演者たちは本当に大変だったろうと思うが、新型コロナの収束が近いのではないかと予感させる春の妙々たる行事であった。


フォト短歌「鹿踊」  


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