エッセイコーナー
418.ヒュルヒュルと  2019年10月15日

台風19号の被害は想像以上に大きかった。
あちらこちらの河川が氾濫し、甚大な被害をもたらした。全国民が、うなだれ、沈黙するなか、我らに歓喜と感動を与えてくれるスポーツが、現在繰り広げられている。
ラグビーのワールドカップが、日本を会場に展開され、日本が快進撃を続けている。
その日本ラグビーの勇猛果敢な姿が、災害で沈んだ日本国民の心に、感動と勇気を与えている。なかでも、一昨日行われたスコットランド戦は兎にも角にも凄かった。

台風19号を一気に吹き飛ばすほどの猛威をふるい、ラグビーの発祥の国を破った。
テレビ観戦中は興奮の為、震えが止まらず、力が入り過ぎて椅子を壊しそうになるほどだった。
楕円のボールが、スクリューの様に回転しながら的確にパスされ、スコットランドのゴールラインを何度も越えた。
実に圧巻であった。
結果的に28対21、ワントライワンゴール差の勝利は、今後の戦いに大いに望みと期待をもたらしたのではないだろうか。今後の戦いが実に楽しみだ。

ラグビーボールのスクリューと云えば、昨日、一関文化センターを会場に一関地方短歌会主催(第70回一関文化祭協賛)の秋季短歌大会(選者、八重嶋勲前岩手県歌人協会会長)が行われた。
その最高賞(一関市長賞)の名誉を手にしたのは、同じ歌会(游の会)仲間の千葉泰子(たえこ)さんだ。
千葉さんは高校の元体育教師。如何にもスポーツを題材とする詠歌には冴えがあり、秀逸である。
以前から躍動感のある短歌には定評があったが、更に磨きをかけているようだ。

<一関市長賞>  ラグビーのボールのようにヒュルヒュルと夫の投げくる稲の一束  千葉泰子さん
ヒュルヒュルと云うオノマトペが、ラグビー日本代表の回転の効いた的確なパスを想起させる。

ラグビー日本代表にひと言、感動と勇気をありがとう!!


フォト短歌「ホニオと光」  



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