エッセイコーナー
707.苛政猛於虎也  2022年7月6日

参院選挙もいよいよ大詰めを迎えている。
投票日迄残すところあと4日。と云っても、今日の選挙は期日前投票がかなり多くなっており、既に投票を済ませている人たちが相当数いると思う。斯く云う私も、いつもは期日前に済ませることが多い。
しかしながら今回は未だ迷っている。

今回の参院選はかなりの激戦が予想される。
地上波では殆ど取り上げられないが、ネット上では新政党などの台頭によりかなりヒートアップしている。
今回の参院選での争点は、「新型コロナ問題やエネルギー問題、景気・雇用問題が大きなウエートを占めている」と、ツイートの分析をもとにとある新聞社が発表している。
また一方で、第一に外交・安全保障問題。2番目に憲法問題。3番手に経済・財政問題と報じている他のマスメディアもある。

確かに、ウクライナ危機に伴い、外交・安全保障に関心を寄せるのは当然であろう。
それに絡んで、憲法問題は避けて通れないと云うのも理解できる。
しかしながらそれらの根底には、一にも二にも、財政問題があると云っても過言ではない。
「苛政猛於虎也」(苛政は虎よりも猛なり)
誤った国家観を持つ官吏の蔓衍により、国民の「しあわせ」は到底望めない。

「国があって国民がいるのではなく、国民がいて国がある」と云った、国民主権の正しい国家観。
管理通貨制のもとでの正しい貨幣観を持った人材に、是非とも清き一票を投じたい。
と思っているのだが・・・。


フォト短歌「すももか?」  


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