エッセイコーナー
459.賢治がみえた  2020年2月15日

2月と云えば、我々北国の人間にとっては「厳寒」を連想する時節だが、2月中旬の現在、とても2月とは思えない程の陽気が続いている。
だが世の中では、新型コロナウイルスが日に日に感染者を増やし、残念だが日本でも遂に亡くなられた方がいる。
中国では昨日時点で死者1523名。 感染者は既に6万6千名を超えたとの報道に、悲しいかな、戦戦兢兢とする身過ぎ世過ぎの毎日を送っている。

そんななか、今朝の新聞に目を投じると、宮沢賢治がチラっと見えた。
いや、目を凝らして見ると賢治さんではなく、北上市在住の高橋静雄(さん食亭代表・78歳)さんであった。
高橋さんと云えば、東日本大震災の折、沿岸部の被災地に向け、広大無辺、計り知れない程の支援をされた方で、9年目を迎えた今日でも支援を続けておられる。尊崇の念、畏敬の念を抱かずにはいられない。

その高橋さんと同じように、今も尚、支援活動を続ける人物が遠く四国の香川県坂出市にいる。
名産の讃岐うどん製造販売(日の出製麺所)会社代表の三好修さんである。
三好さんは2011年4月上旬、トラックにうどんを積み込み、炊き出し支援のため岩手県釜石市を訪れたとのこと。
その年の10月には高橋(さん食亭)さんのもとに8千食分もの讃岐うどんが届けられ、それを受けて高橋さんは有志ら数名と共に、大津波によって壊滅状態となった陸前高田市や大槌町に赴き、炊き出し支援を行った。それが今も尚続けられている。
その数、昨年迄に2万6千食分、今年も千食分が送り届けられているとのこと。本当に頭が下がる思いである。

日の出製麺所のホームページを覗いてみると、過去の受賞歴もまた凄い。
農林水産大臣賞7回、香川県知事賞を8回も受賞している。
今後も支援を続けたいとのことである。

農家レストラン「さん食亭」
農家レストランさん食亭「ホテルメッツ北上店」

高橋静雄さんのことを、私が知る範囲で過去に記載した内容>>


フォト短歌「支援の和」 フォト短歌「チョコレート」

余談
昨日は2月14日、バレンタインデーの日だった。世間には大量のチョコレートが出回ったと思うが、その中の一つが、私の元にも届いている。
女っけの無い私を不憫に思ったのだろう。母からのものだった。
袋の中にはチョコレートと共に母の添え書きがあった。
「食べ過ぎると鼻血が出るので、1日1個にしておきなさい」との内容であった。
還暦過ぎの私だが、母から見れば未だまだ幼い子供なのであろう。
ただ正直云って、私は確かに甘党だが、チョコはあまり好きではない・・・。


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