エッセイコーナー
258.危機対応  2017年9月1日

8月最後の火曜日、29日の早朝6時頃、スマホにセットしていた目覚まし音とは異なる、聞き覚えのない耳障りな音で目を覚ました。
何事かと眠い目をこすりながらスマホ画面を覗き見ると、「北朝鮮からミサイルが発射された。地下施設や堅牢な建物に避難するように」との緊急連絡だった。警戒地域として当県も含まれていた。
最近報道された北朝鮮の事前予告から、グァム周辺にミサイルを発射するものとばかり思っていたのですっかり意表を突かられてしまった。もっとも、有事の際には事前予告などあろう筈もないが・・・。

今から19年前の1998年8月、金正日政権の当時、やはり事前予告なしに弾道ミサイルが発射され三陸沖に落下した。
私の住む岩手県上空を飛弾していった。当時は、遂に戦争が始まるのかと、ある程度覚悟したことを覚えているが、結局はその後19年間、何度も北朝鮮はミサイルの発射を続けるのみだった。
発射の都度、緊迫感を増してはいるものの、結局のところは有事に発展することはない。
勿論しないに越したことはないが。

とどのつまりは、北朝鮮の単なる「威嚇」「挑発」に留まるのではないだろうか。
世界が注目すればするほど北朝鮮を歓ばせることになる。将軍様の「思う壺」と云うことになるのではないだろうか。
突然の威嚇に対する心の準備は必要だが、あまり騒ぎ過ぎず、冷静沈着に対応すべきである。
すべからく、もしもの有事に備える事は重要だが、徹底した会話外交による解決策を講ずべきであり、日本やアメリカ単体での批判、批難のみではなく、国連主導による和平交渉が最善なのではないだろうか。

余談だが、
7月18日に米国アラバマ州でBSE(牛海綿状脳症)感染が発生していたとのこと。感染牛は11歳の肉用雌牛で、非定型BSEとされているが詳細は調査中とのことだ。
残念なことに、日本では一部の専門紙以外は全く報道していない。また、日本政府は牛肉輸入制限の措置など、何の対応策も講じていないようだ。


フォト短歌「ミサイル情報」  


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