エッセイコーナー
406.我が家の蜂の巣  2019年8月27日

我が家は160年以上の古民家だが、軒下には幾つもの蜂の巣(キイロスズメバチなど)の痕跡が残っている。
5・6年前には別棟の作業小屋に営巣。高い天井や軒下ならまだしも、一階には格子窓があり、その間から頻繁にキイロスズメバチが出入りをしていた。悪いことに、畑に向かう通路の直ぐ近くである。
したがってなんとしても駆除する必要があった。はてさて、どうしたものかと暫く思案した末、格子の間から出入りするところを殺虫剤で狙うことした。一匹一匹、地道な作業だが致し方なし。

暫くすると出入りの間隔が空くようになった。
「よし、チャンスだ」とばかりに、噴霧距離10mの殺虫剤2本を両手に持ち、格子の間から手当り次第、盲滅法打ちまくった。「もういいだろう」と暫く様子をみることにした後、巣を探してみたが結局見つからなかった。
おそらく、巣作りを始めて未だ日が浅く、巣が小さければ蜂の数も少なかったのではなかっただろうか。
殺虫剤2本を使い切ってしまったのだが・・・。

昨年の営巣は母屋の屋根裏だった。
巣は確認していないが、頻繁に出入りを繰り返していた。ただ、屋根裏とあって結構な距離があり、襲ってくる心配はなかった。
今年の営巣は土蔵の軒下。巣をはっきりと確認できる。
カメラの望遠で覗いてみると、恐ろしい個体がわんさか、うようよといる。ただ、ここもやはり距離があるので、人への危害は心配ないと思われる。

キイロスズメバチの体長は17mm~24mmと、スズメバチでは小さい部類に入るとのことだが、神経質で警戒心が強く、凶暴だ。油断は大敵である。
スズメバチの天敵を調べてみると、成虫には鳥やオニヤンマ、オオカマキリや蜘蛛、そして熊、寄生するものとしてはネジレバネ、センチュウなど、幼虫や蛹については、カバラパチ、ベッコウハナアブやメイガなどとある。
然しながら、やはりなんと云っても、一番の大敵はわれわれ人間ではないだろうか。


フォト短歌「スズメバチ」 フォト短歌「蜂の巣」


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