エッセイコーナー
866.今年の陶芸作品の出来は?  2023年10月18日

昨日、今年最後となる陶芸教室(あすみ工房)に足を運んだ。
予定された本日の作業内容は、素焼きの終わった作品に色付けや文字入れ等を施し、仕上げに釉薬を掛けると云った一連の作業である。
私は開講時間内に仕上げる自信がないことから、前もって素焼の終わった作品を自宅に持ち帰り、時間の合間を縫って事前に揮毫を済ませることにした。
焼き上がりを見ないことには判断出来ないが、昨年、一昨年前の作品よりは多少なりともマシになってきているのではないかと、淡い期待を寄せている。

ただ私の場合、そもそも成形に拘る作陶ではなく、自詠の短歌などを揮毫することに主眼を置いて陶芸を始めた。
形貌の歪さは如何ともし難く、「然程気にもしない」といい訳をしたいところだが、年々腕を上げる受講者仲間(先輩たち)らの技量の向上や作品の出来栄えを見るにつけ、「来年は是非とも成形にも力を注ぐべきだ」と、昨年も同じ様なことを鑑賞会で思った気がする。
11月3日から9日迄開催される地元の舞川市民センター文化祭に作品が展示され、鑑賞会が行われる。
出来具合を確認できるのは展示されてから。果たして今回の出来や如何に、楽しみである。

ところで、一昨昨日悲しい出来事があった。
アリスの谷村新司さんが74年の人生にピリオドを打った。今年3月に手術した急性腸炎が遠因と考えられるとの報道である。突然の訃報に言葉もないが、心に響く数々の名曲に心から感謝したい。
「昴」や「チャンピョン」など、若かりし頃落ち込んだときなどは随分これらの曲に励まされ、勇気をもらったものである。特にカラオケでは「昴」が私の18番であり、よく歌ったものである。
コロナ禍もあり、ここ暫くカラオケとはご無沙汰だが、追悼の意味を込めて是非歌ってみたい。
先ず以て、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

746.歪なる拘りの陶芸作品  2022年11月3日


陶芸20231018  


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