エッセイコーナー
831.宇宙人はいるのか?  2023年7月6日

「宇宙人はいるのか?」との問いに、「いない」と答えること自体、難があると云わざるを得ない。
一昨日の日本テレビ系列「カズレーザーと学ぶ」の番組で、『最新科学で解明!宇宙人は本当にいるのか?』との検証番組があった。
ゲストには国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹教授と日本天文学会会長で東京工業大学地球生命研究所の井田茂教授、北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授と、天文学者ら錚々たる顔ぶれを揃え、宇宙人の存否云々が問われた。
3人がそれぞれの研究の成果を述べていたが、ゲストの世界的権威の科学者共通の意見として、宇宙人、地球外生命体の存在を信じていると述べていた。

一昔前の科学者の殆どは、科学的根拠が無いとして地球生命体を否定していたが、科学が進歩するにつれ随分と変わってきたことに、驚きとともに安堵感を抱かずにはいられなかった。
と云うのも、思弁の域を脱しないが私は以前から必ずいると信じていた。
盛岡市の親戚の家で、50数年前に未確認飛行物体を双眼鏡でバッチリ捉えた経験もあるが、それ以上に、「宇宙は無限である」と云うことに注目している。
仮に、光と同じ速さの乗り物に乗って1000年(1000光年)移動しようが、10万光年先に進もうが、その先に、またその先に、そのまた先にも同じような空間、つまり宇宙は無限に続き、限りなく広がっている。
正確には、広がっていると云う表現は適切ではないのかもしれない。

そんな無限空間のなかで、地球外生命体を否定すること自体、99%無理があると云わざるを得ない。
英国の宇宙物理学者ホーキング博士が、生前に「人類に友好的ではない」エイリアンに対して、人類は警戒を持たなければならないとの警告を発している。
今回のゲストである3名の錚々たる科学者のみならず、かのホーキング博士も地球外生命体の存在を頑なに信じていた。
いずれ科学的な根拠のもとで、存在する証拠が明らかになるものと思われるが、それほど遠い未来ではないと私は確信している。
ひょっとしたら、既にそこら中に宇宙人が存在している(我々地球人も地球以外から見れば宇宙人だ)のかも知れない。

余談は扨措くとして、
当番組のゲスト、本間希樹教授は、大谷翔平選手の地元である岩手県奥州市水沢にある国立天文台水沢VLBI観測所の所長を務めている。
ご周知のとおり、本間希樹教授は2019年4月10日、ブラックホールシャドウの撮像に世界で初めて成功した人物である。
奥州市水沢は過去に、高野長英や後藤新平、斎藤實を輩出した土地柄である。
当時の水沢市は2006年2月20日に廃止となり、広域合併により奥州市と改名したが、当時、水沢市の面積は96.92平方キロメートル、人口6万人足らずの小都市だが、偉人の町として知る人ぞ知る旧市域である。

224.地球外生命体  2017年1月16日


ザビエル・モーティマー氏は正しく宇宙人ではなだろうか。
 
フォト短歌「ヤコブの梯子と宇宙」

後藤新平待望論 詳しくは>> http://phototanka.blog.jp/archives/25602414.html
一枚のお気に入り写真 詳しくは>> http://phototanka.blog.jp/archives/25884210.html


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